ホワイトカラー シーズン2 第16話より:

All is fair in love and war.
勝てば官軍


モジーらがフラクタル・アンテナを駆使して2人を探している時、
アドラーに拉致されたニールとピーターは、危険な仕事を強いられていた。

その危険な仕事とは、アドラーが海底から密かに引き上げたUボートに仕掛けられた
60年前の起爆装置を解除するというものだった。

しかし、同じくアドラーに拉致されていたアレックスの力も借りつつ
何とか起爆装置の解除に成功した2人。

そして数十年間、海底に沈んでいたUボートには、ナチスがヨーロッパで強奪したと思しき、
時価数十億円の財宝が無傷のまま残されていたのだった。

無事に仕事をやり終えた3人に薬を飲ませ、部下に殺すように命じるアドラー。

しかし間一髪のところで、モジーらが2人を見つけ出し、3人は無事に救出される。

今回のセリフは、アドラーとニールの最後の会話で
アドラーが、FBIなど辞めて、もう一度自分と組もうとニールを誘う場面で登場します。

You help me get past the FBI perimeter, half of it’s yours.
FBIの包囲網を突破するのを助けてくれたら、お前に財宝の半分をやろう。(アドラー)

Wow. Sounds like a really good deal.
へえ、そいつは美味しい取引だな。(ニール)

You took everything from me.
お前は俺から何もかもを奪ったんだ。(ニール)

Only after you tried to do the same to me.
お前が俺から奪おうとするからさ。(アドラー)

All is fair in love and war.
「勝てば官軍」だろ。(アドラー)


perimeter は「(図形の)外周、周囲」という意味で、
今回はFBIの外周、すなわち包囲網となっています。

All is fair in love and war は直訳すると「愛と戦争においては何でも公正(正しい)」、
つまり「勝てば官軍」という意味のイディオムです。

今回はシーズン2の最終回ですが
このあと思わぬ展開で、幕を閉じることになります。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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