ホワイトカラー シーズン2 第16話より:
I’m flattered.
光栄だ。
アドラーの目当ての莫大な富とは、
海底に沈むドイツのUボートが積んでいた財宝のことで
それを広い海原から探し出すには、オルゴールに暗号として隠された
フラクタルアンテナを再現せねばならないのだった。
そうした事実をピーターらもつかんだ頃、
ニールの携帯にアドラーから連絡が入る。
今回のセリフは、アドラーとの電話のやりとりで登場します。
Hello, Neal.
やあニール。(アドラー)
Adler.
アドラーか。(ニール)
After all this time, you recognized my voice. I’m flattered.
やっと私の声が分かるようになったんだな。光栄だ。(アドラー)
flatter は「お世辞を言う・(相手を)持ち上げる」、
I’m flattered と言うと
「(お世辞でも)うれしいです・光栄です」という意味になります。
ただし今回のシーンでは、アドラーは素直に嬉しいというよりも
ちょっとニールをからかうような、挑発するような意味をこめて
言っているのではないかと思います。
また I’m flattered はドラマでもよく出てくる言葉で、Sex and the City(シーズン1)でも
シャーロットが、誰もが名前を知っている大御所の画家にモデルを頼まれるシーンで
I’m very flattered.(とても光栄です)というセリフが出てきます。
この時の I’m very flattered は、本当はモデルなどやりたくないけれど
大物相手に失礼な答えは出来ないので、とりあえず I’m flattered と返してごまかす、
「モデルなんてとんでもない、そんな大役はとてもとても・・・」という
謙遜と戸惑いが込められた I’m flattered になっています。
というわけで、チャンスのある時に色んな I’m flattered を見聞きしてみると
様々な使い方の参考になるかもしれませんね。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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