ホワイトカラー シーズン3 第6話より:
take measures
(問題解決のための)対策を講じる、手を打つ
NYの富豪・チャドの高価なバイクを狙いに来た“若きニール”スコット。
彼らしき若い男がピーターらの思惑通り、チャドのパーティに現れた。
すかさずスコットに近づくニールだが、
時を同じくして若い美女がスコットに近づき、彼のカクテルグラスに何かを注入した。
それを見たニールが合図を送り、美女はその場で逮捕されるが
スコットは混乱に乗じて目当てのバイクを盗み、逃走してしまう。
そして鑑識の結果、女性がスコットのグラスに注いだのは青酸カリだと分かり
一体誰がスコットの命を狙ったのかという、新たな調査対象が持ち上がる。
このフレーズが登場するのは、スコットに毒を盛るようこの女性を雇ったのは
かつて彼の盗難被害にあった人物に違いない、と話し合う場面です。
One of the people Scott robbed had a security camera.
(スコットの写真を見せながら)彼の盗難被害者の所に防犯カメラがあったんだ。(ピーター)
It also explains how our girl found him.
だから彼女は誰がスコットか、分かったのか。(ニール)
So, I guess they took measures into their own hands.
つまり、盗難の被害者自らが解決をはかろうとしたんだな。(ピーター)
rob は「強奪する、略奪する」。
そして次は、複合語みたいになっていて面白いです。
まず take measures は「対策を講じる、手を打つ」。
次にそれに非常に似たイディオムでこんなのがあります。
take matters into one’s own hands
(責任者に任せず)自ら手を打つ
この中の matters を measures に入れ替えた表現が、
今回のピーターのセリフになっているんですね。
ちなみに matters を the law に入れ替えると
take the law into one’s own hands
(法に任せず)勝手に制裁を加える
というイディオムになります。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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