ホワイトカラー シーズン3 第1話より:
Don’t trouble yourself.
気を使わないで。
アドラーがUボートから見つけ出したナチスの財宝、
ニールを含めて皆が消失した思っていた財宝は
実はモジーの手によって爆発の前に盗み出され、密かに保管されていたのだった。
時価数百万ドルの財宝を秘密裏に手にし、浮かれるモジーだったが
ニールはピーターから疑われていることを気にしていた。
しかしニールの中に今も残る詐欺師の性は
モジーの提案する逃亡計画を拒絶できず、
2人は財宝と共に高飛びする計画をすすめることに。
今回のセリフは、2人が逃亡計画をすすめるニールの部屋に
家主であるジューンの孫娘・シンディが、お茶を持ってくるシーンで登場します。
Grandma said the two of you have been up to something in here.
おばあちゃんが、二人が何かコソコソやってるって言ってたわよ。(シンディ)
Oh, you know, idle hands and all.
いやそんな、ただのヒマ人ってだけ。(モジー)
I’ll be back for the tray.
後でトレーを下げに来るわ。(シンディ)
No, no. Don’t trouble yourself.
いやいやそんな。気を使わないで。(ニール)
idle hands は「ヒマ人・フラフラした遊び人」という意味で
車のアイドリングも、この idle「働いていない、ヒマな、怠けている」から来ています。
(ちなみに One Direction、Justin Beaver、Selena Gomez のような“アイドル”は
idle「遊び人」ではなく「偶像、あこがれの的」を意味する idol ですよ、念のため・笑)
そして Don’t trouble yourself は「あなた自身を面倒に巻き込まないで」、
つまり「気を使わないで、お気遣いなく」という意味になります。
今回の場合は、バレたらマズいから早く追い返そう、という感じで使われていますが
本来は日本語と同じような感じで「どうぞお構いなく」と相手を気遣う表現です。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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