ザ・メンタリスト シーズン2 第17話より:

keep someone in line
(人の行いを)制御する、見張る、行儀よくさせる


リズボンらが待ち受けていた新しい上司がついにCBIに現れる。

マデリン・ハイタワーというその人物は、着任早々リズボンを呼び
ジェーンを検挙率アップのために上手く使うよう言い渡す。

彼に問題を起こさせず、事件解決に貢献させる、
それが出来なければリズボンの居場所は無くなると暗に告げるのだった。

My mission is to turn that around,
私の任務は状況を好転させ、(ハイタワー)

and make the CBI the premier law enforcement agency in this state.
CBIを州で最高の法執行機関にすること。(ハイタワー)

Patrick Jane is a huge part of that goal.
ジェーンはそのために不可欠な存在だわ。(ハイタワー)

If you can’t keep him in line, we’ll find someone who can.
もしあなたが彼を制御出来ないなら、他の人を探すまでよ。(ハイタワー)

…Yes, ma’am.
・・・分かりました。(リズボン)

You can go.
話は以上よ。(ハイタワー)


turn around 「ひっくり返す、回転させる、(事態、状況の)好転」。

そして keep someone in line は「(人の行いを)制御する、見張る、行儀よくさせる」。


line は「線、列、境界線」ですから、人を列に並ばせる、または境界線の内側に留めるなど
ある限度から逸脱しないように監督するというイメージですね。

リズボンとしては自分はよくやっているし
どちらかと言えばむしろジェーンの身を案じていたのに
ハイタワーが能力を評価していたのは自分ではなくジェーンだったのか、という
彼女の戸惑いが伺えるシーンです。

しかし実はハイタワーはジェーンの場合は自分が罰せられるよりも、
リズボンに被害が及ぶ方がダメージなはず・・・と両者の力関係を見切った上で、
ジェーンにとってリズボンが人質となるような布陣を敷いているようです。

いやあ、有能な上にスーツ姿も決まっていて、ホレボレする新キャラの登場です。

一文字変えたらハイサワーなんですけどね。



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話