ザ・メンタリスト シーズン3 第6話より:
change one’s tune
それまでの態度を一変する、調子が変わる
ハイタワーからの叱責を受け、さすがに反省するリズボンと
珍しく謝罪の言葉を口にしたジェーン。
しかし彼は自分の推理に間違いはない、犯人をあげる確信があると力説し
今夜もう一度トライしようと提案する。
Is that right?
本当に?(リズボン)
Yes. In fact, I’m sure of it.
ああ。実のところ確信がある。(ジェーン)
So don’t worry. Your careers are safe.
だから心配ない。 君らのキャリアは安泰だ。(ジェーン)
Judge Fitzwilliam will change her tune once I reveal her daughter’s killer. Won’t she?
判事も僕が犯人をあげれば、態度を変えるはずだ。だろ?(ジェーン)
I imagine she will. When do you plan on doing that?
だといいけど。 で、それはいつなの?(ハイタワー)
This very evening.
まさに今宵。(ジェーン)
This very night?
今夜、これから?(ハイタワー)
change one’s tune は「それまでの態度を一変する、調子が変わる」という意味で
tune は「曲、旋律」、それが変わる、曲調が変わる=「調子が変わる」となります。
またラジオのチューニング(tuning)という言葉もあるように
tune には「調整、調和、同調」といった意味もあることから
(場にそぐわない)波長を調整する=「(好ましくない)態度を改める」
という解釈も出来ますね。
実際、判事はずーっと偉そうな態度(実際偉い人でしょうが)なので
この場面では「偉そうな態度を改める」という意味で使われていると思います。
reveal 「(秘密、事実などを)明かす、公開する」。
そして昨日の on the very day に続いて this very evening「まさに今宵」、
this very night「まさに今夜」と強調の very が出てきました。
this night に very が付くことで
日中に散々な失敗をしでかした日なのに、また今夜やるわけ?本気?という
ハイタワーの少し呆れた感じ(笑)が伝わってくるように思います。