日本語教師になってみたら?
私の友人に、日本語教師をしている人がいます。 今はアメリカで働いており、「日本語教育能力検定試験」に合格し日本語教師になった人です。 早稲田大学を出て、色々な仕事を転々としたのち、元々外国人との交流や海外に興味が高い人だったので、日本語教師という職業に行きついたようです。 私はその人が主催していた国際交流イベントの手伝いなどを通じて仲良くなったのですが、その時はまだ風来坊というか、何をしているかよく分からない人で(笑)、多分何か、外国と関わりの持てる仕事を模索していた時期だったんだろうと思います。 その後、ボランティアで外国人に日本語を教える活動をし始め、それが性に合ったらしく、本格的に日本語の教え方を学び、「日本語教育能力検定試験」に合格、渡米と相成りました。 その時、おそらく30代後半だったはずです。 もしかしたら日本人が海外で食べていく職業として、その年齢からでも勉強を始めてプロになれる職業の一つが、日本語教師なのかもしれません。 私のサイトでも、一旦社会人になったあと、海外で働きたいと思っている人が多いとみえて、インターンシップや海外就職に関連した記事は、とっても人気があります。 ・大学辞めて、アメリカへ! 海外インターンシップ体験記 ・1年間の語学留学で40万円!?インターンシップ留学という選択肢 ・仕事中にふと「海外に住みたいな」と思ったあなたへ(イギリス編) ・仕事中にふと「海外に住みたいな」と思ったあなたへ(オーストラリア編) ・仕事中にふと「海外に住もうかな」と思ったあなたへ(オーストラリア編 その2) ・1週間7万円、セブ島で英語漬け生活 ・NativeCampで働きながら、セブ島0円留学 ・学歴不問、語学力わずかでも海外就職したいなら ・趣味が高じて、アメリカに移住したMさん ・今からでも海外就職できるかも?な職業(1)すし職人の現実 ・今からでも海外就職できるかも?な職業(2)カジノディーラー ・今からでも海外就職できるかも?な職業(3)ペットトリマー ・いま海外就職につながりそうな職業とは? ・英語は苦手でもドバイに就職、若きパン職人の話 しかし一旦日本から出てみたいと思うけど、自分に何が出来るか分からない、企業の現地採用もハードルが高そうだし・・・という気持ちがやっぱりあると思います。 私自身はロンドンの、それも大昔の事しか分かりませんが、確かに当時でも現地採用は英語力が大変必要だし、待遇もいわゆる日本の会社から出向した人よりも良くないと聞きました。 私の通っていたクラスには日本企業の駐在員の奥様もおり、聞いたお話では、やはりロンドンの日本人コミュニティでも、現地就職組と駐在組では企業からの補助が無い分、現地就職組の方が生活が厳しくなりがちな現実はあったようです。