私の友人に、日本語教師をしている人がいます。
今はアメリカで働いており、「日本語教育能力検定試験」に合格し日本語教師になった人です。
早稲田大学を出て、色々な仕事を転々としたのち、元々外国人との交流や海外に興味が高い人だったので、日本語教師という職業に行きついたようです。
私はその人が主催していた国際交流イベントの手伝いなどを通じて仲良くなったのですが、その時はまだ風来坊というか、何をしているかよく分からない人で(笑)、多分何か、外国と関わりの持てる仕事を模索していた時期だったんだろうと思います。
その後、ボランティアで外国人に日本語を教える活動をし始め、それが性に合ったらしく、本格的に日本語の教え方を学び、「日本語教育能力検定試験」に合格、渡米と相成りました。
その時、おそらく30代後半だったはずです。
もしかしたら日本人が海外で食べていく職業として、その年齢からでも勉強を始めてプロになれる職業の一つが、日本語教師なのかもしれません。
私のサイトでも、一旦社会人になったあと、海外で働きたいと思っている人が多いとみえて、インターンシップや海外就職に関連した記事は、とっても人気があります。
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しかし一旦日本から出てみたいと思うけど、自分に何が出来るか分からない、企業の現地採用もハードルが高そうだし・・・という気持ちがやっぱりあると思います。
私自身はロンドンの、それも大昔の事しか分かりませんが、確かに当時でも現地採用は英語力が大変必要だし、待遇もいわゆる日本の会社から出向した人よりも良くないと聞きました。
私の通っていたクラスには日本企業の駐在員の奥様もおり、聞いたお話では、やはりロンドンの日本人コミュニティでも、現地就職組と駐在組では企業からの補助が無い分、現地就職組の方が生活が厳しくなりがちな現実はあったようです。
社会人が今から日本語教師になるには?
ともかく友人はそういった様々な点を熟慮した結果、自分が海外で暮らすにあたっては日本語教師のスキルを持つのが良いと考えたらしく、元々地頭の良い風来坊ですから、テキストを買って独学で検定試験に合格しました。それでも、アルバイトをしながら2年くらいはかかったでしょうか。
友人の場合は、それまでの国際交流イベント活動を通じた知り合いも多かったので、割とすんなりと就職の口を見つけ、さっさと渡米して行きました。
友人のようにそれまではフリーターでも、頑張り次第でそんな感じで海外に出られる可能性があるのが、日本語教師という職業のようです。
ただしそのステップとなる「日本語教育能力検定試験」は実は合格率が20%という結構な難関で、友人のように現役で早稲田に入れるほどの人ならともかく、普通は独学で2年ほどで合格するのは厳しいと思います。
そこで日本語教師を目指す方々に人気なのが、アルクの通信講座「NAFL日本語教師養成プログラム」で、これは社会人、主婦の方など、勉強になかなか時間を避けない方でも最短3ヵ月、最長2年ほどで「日本語教育能力検定試験」に合格するのを目標とした講座です。
そして注目すべきは、このアルクの講座受講生の合格率が50%という高さである点。
単純に見積もると、講座受講生の2人に1人は合格しているわけです。
実は日本語教師になるには、大きく以下3つの方法があるのですが
1.日本語教育能力検定試験に合格する
2.大学・大学院で日本語教育を専攻し、必要な単位を修得する
3.各種教育機関の養成講座等で420時間以上の研修を受講する
どうでしょうか?
すでに社会に出ている人にとっては、
1の「日本語教育能力検定試験に合格する」以外に、なかなか道がないのが現状です。
また日本語教師は、近年目指す人がどんどん増えている傾向にあり
その分ライバル争いというか、働き口もどんどん埋まってきているようです。
友人が渡米したのは5年以上前なので、今だとそんなに簡単にはいかないかもしれません。
ですから選択肢として海外ではなく、国内の日本語学校に就職というのも、外国人との交流を主目的とする方には、悪くないかもしれませんね。
実際、そういう働き方をしている知人もいます。
その場合、生徒はアジアからの留学生が多く、学校の授業だけでなく、彼らの日本での生活全般のサポートも仕事となるそうで、意外に英語の出番もあると言っていました(まだ多くの生徒たちが日本語習得前であるため)。
いずれにしても、社会人や主婦の方が、外国と関わりが持てるセカンドキャリアとして日本語教師を目指すのは、意外にアリ!かもしれません。
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