「PREACHER/プリーチャー」シーズン1 第10話より:

lose the attitude
(高慢な)態度を改めなさい


クインキャノンとのトラブルを巡り、
保安官に追われる身となってしまった牧師のジェシー。

逃亡中の彼がドニーに捕まったと聞き、
チューリップは慌ててジェシーを助けに来たのだが
子供の頃から乱暴で意地悪だったドニーは、
別人のごとくジェシーをかくまい、仕えている。

目の前の光景が信じられず、唖然とするチューリップ。

彼女はまだジェシーの不思議な力に気づいていないのだった。

I’ve been washed clean.
俺はすっかり清められたんだ。(ドニー)

I had Preacher dead to rights in that church.
俺は教会でジェシーを追い詰めた。(ドニー)

Could’ve killed him and been a hero for it, too.
殺してヒーローになる事も出来た。(ドニー)

But I stopped myself.
でも止めた。(ドニー)

I remembered he’d been merciful with me before.
彼は以前、俺に情けをかけてくれたから。(ドニー)

(中略)

And… um, he showed you all this in a gas station men’s room, huh?
・・・ジェシーがあんたに情けをかけたって、ガススタのトイレで?(チューリップ)

Lose the attitude, okay?
ちょっと、何なのその態度は?(ドニーの妻)

It takes a real man to let God in his heart.
心をこんなにさらけ出せるのは、本物の男だけよ。(ドニーの妻)

…We’re gonna go grab a smoke, okay?
・・・ちょっとあたしらタバコ吸ってくるわ。(チューリップ)


dead to rights「現行犯で」。

merciful「慈悲深い、情けのある」。

そして lose the attitude は「(高慢な)態度を改めなさい」。

直訳すると attitude「態度、姿勢」を lose「失くす」となりますが
attitude「態度」の中でも、ここでは特に「失礼な態度、頑固な姿勢」、
それを失くしなさい =「(高慢な)態度を改めなさい」となります。

他にも例えば You have an attitude と言うと
「あなたが態度が良くない、あなたは高慢である」という意味になったりします。

もし good attitude なら「良い心がけ」、right attitude「正しい態度」など
前に形容詞がつけば attitude はそれを受けた意味になりますが
ただ attitude(an attitude)と言った場合は
「高慢な態度、無礼な態度」を表すことが多いようです。

ドニーの妻としては、夫が男らしく話をしているのに
チューリップの態度がシラケ気味なのが気に入らないと、そういう事みたいですね。


※「PREACHER/プリーチャー」は Amazonプライムで視聴出来ます。



Amazonプライムをフル活用した英会話