ザ・メンタリスト シーズン6 第18話より:

to make a long story short
話を要約すると、かいつまむと、手短に話すと


二人きりのディナーの席で、
パイクはリズボンに昇進の話を断ると告げる。

Actually, there’s something I wanted to tell you.
実は、君に話したいことがあってね。(パイク)

(中略)

The Bureau is forming a task force to deal with international art theft.
今度、美術品泥棒の国際対策班が出来るんだ。(パイク)

It’ll be working with Scotland yard and other agencies.
ロンドン警視庁なんかと連携してね。(パイク)

Long story short… they want me to run it.
かいつまむと・・・俺にその班長をやって欲しいそうだ。(パイク)

Congratulations. That’s fantastic.
おめでとう。 すごいわ。(リズボン)

Yeah, but they want me to run it from D.C.
ああ、だが受ければDCに異動だ。(パイク)

So I’m telling them “no”.
だから断る。(パイク)

You can’t do that.
だめよそんなの。(リズボン)

I’m allowed.
構わないだろう。(パイク)

It’s a great job, okay? You can’t turn it down.
すごいチャンスじゃないの? 断っちゃ駄目。(リズボン)


form「形を成す、形作る、作り上げる」。

The Bureau is forming a task force(局[FBI]は特別部隊を作っている)。

そして to make a long story short は直訳すると「長い話を短くする」、
そのまま「話を要約すると、かいつまむと、手短に話すと」。

ここでは to make a が省略されて Long story short となっています。

細かい事情はひとまず置いといて、伝えたいことはこれ、大事なのはこの話、
そんな感じで使える表現だと思います。

run「(組織・グループ等を)取り仕切る、運営する」。

they want me to run it(私に取り仕切って欲しがっている)
=「班長をやって欲しがっている」。


リズボンの You can’t do that(そんな事は出来ない)に対する答えとして
I’m allowed(私は許されている)=「断る権利を持っている」。

文法的には Yes, I can(出来るさ)も成り立ちそうですが
それではちょっと強情に聞こえるのかも?

そんな時は I’m allowed でも良いんですね。

turn down「断る、拒否する、却下する」。


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