ママと恋に落ちるまで シーズン5 第17話より:

mourning period
喪中、心の痛手を癒す期間


ロビンはバーニーと別れて以来、仲間の前では平静を装っていたものの
実は深く傷ついた心を引きずっていた。

バーニーに新しい女性の影がある度に泣き
仲間たちが彼の御盛んぶりをからかう時も、ロビンは陰で泣いていたのだった。

彼女のそんな様子に気づいた皆は
何もわかっていないバーニーを懲らしめるため、彼の住まいを訪ねる。

Why are you angry at me?
何で怒ってるんだ?(バーニー)

Dude, you’ve been a real jerk in front of Robin,
お前はずっとロビンの前でバカな真似ばかりして、(テッド)

while she’s been going through her mourning period.
彼女が喪に服している間じゅう。(テッド)

Mourning period? She hasn’t been going through any mourning period.
ロビンは喪に服してなんかいないだろ。(バーニー)

So unobservant.
鈍感な奴だ。(テッド)

Such a guy.
全くだ。(マーシャル)

Barney, sit down. You need to hear some stuff.
バーニー、座って。 話を聞いて。(リリー)

(中略)

I can’t believe Robin’s been so upset.
まさかロビンがそんなに落ち込んでたとは。(バーニー)


jerk「馬鹿、まぬけ、クズ野郎」、男性に対して使われる侮蔑言葉ですが
ビーフジャーキーのジャークでもあり、
実は jerk には「干し肉にする」という意味もあるんですね。

そして mourning period は「喪中、心の痛手を癒す期間」。

mourn「嘆く、悼む、悲しむ」period「期間」という事で、必ずしも人の死ばかりでなく、
ロビンのように「失恋を嘆き悲しむ期間」という意味で使うこともあるようですね。

美術館でモーニングジュエリー(mourning jewelry)というのを見た事があり
昔は故人の遺髪をペンダントや指輪に納めて、
亡くなった人を偲ぶ意味で近親者が身につける習慣があったそうです。

最近では遺骨から作るダイヤモンドなんかもありますが、
近しい故人といつも一緒にいたいという気持ちは、今も昔も変わらないんでしょうね。

unobservant「迂闊な、不注意な」。

observant「注意深い、目を離さない、鋭く観察する」の逆なので
ここでは「観察が甘い、鈍感な」となっています。

such a guy(そういう男だ)。

誰かがある人の事を評した時
「そうそう、あいつはそういう男だ」と追随する感じで使われます。

クールで感情を表に出さないロビンが、実は深く傷ついていたことを知るバーニー。

これは何だか二人の仲が再燃しそうな・・・?


※「ママと恋に落ちるまで」は Amazonプライムで視聴出来ます。


怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話