ママと恋に落ちるまで シーズン2 第19話より:

tooth and nail
必死に、極力、手を尽くして


マーシャルとリリーの結婚式が迫り、男友達だけのバチェラーパーティが開かれる。

テッドはマーシャルの希望を汲んでボクシング観戦とステーキディナーを企画していたが
バーニーが勝手に、ストリッパー嬢とのドンチャン騒ぎにすり替えてしまう。

男同士のボクシングとディナーを楽しみにしていたマーシャルは
自分の希望を無視したバーニーの暴走が許せず、
彼を結婚式に招待しないと言い出す。

そこでリリーがバーニーに口止めされていた事をバラしてしまう。

それは二人が別れていた頃の事で、誰にも内緒でバーニーがリリーの元までやって来て
彼女とマーシャルを再び結び付けようとした話であった。

Lily, you have to come home.
リリー、帰ってこい。(バーニー)

You and Marshall belong together.
君らは一緒にいるべきだ。(バーニー)

The two of you have something that most people search their whole lives for and never find.
君らのような関係は普通の人が一生かけても見つけられるもんじゃない。(バーニー)

I know you love him, and if you knew what he was going through right now,
彼を愛してるんだろ、君がもしあいつの悲しみを知ったら、(バーニー)

you wouldn’t be here for one more second.
飛んで帰りたくなるはずだ。(バーニー)

I bought you a ticket home.
帰りの航空券だ。(バーニー)

(中略)

Never, ever tell anyone I was here.
俺がここに来たことは絶対に秘密だぞ。(バーニー)

I will deny it tooth and nail.
徹底的に否定するからな。(バーニー)


go through「(困難・苦労・試練などを)くぐり抜ける、経験する」

you wouldn’t be here for one more second(君は一秒でもここには居られないだろう)
=「飛んで帰りたくなるはず」。

そして tooth and nail は「必死に、極力、手を尽くして」。

I will deny it tooth and nail(私は必死にそれを否定する)。

直訳すると「歯と爪」となりますが、これは野生動物が戦うさまから来ていると言われています。

彼らの武器と言えば「歯と爪」、それらを最大限に用いて
たとえ不利な状況でも徹底抗戦する、そんなイメージから生まれた表現だそうです。

基本バーニーはチャラいお調子者って感じですが、
たまにこういう男気エピソードを挟んでくるのがズルい(笑)。

もし彼の心の扉をこじ開けられたなら、
意外に一番頼もしいパートナーとなりうるのはバーニーかもしれませんね。


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