前回、脱サラして日本語教師となった知り合いの話をしました。

普通の日本人が海外で働きたいとなると、

・日本人だからこその技術がある
・会社員ならば現地人よりもすぐれた資質がある
 (わざわざ日本人を雇うだけの強力な理由がいる)


このどちらかを満たさないと、非常に難しいのが実情ではないかと思います。

アルバイトくらいなら見つかるかもしれませんが
きちんと異国の地で、正式な居住者として働き、暮らすとなると
ハードルが一気に上がります。

そういうわけで数年前から
海外就職をしたい人たちの間で
資格を取れれば、比較的労働ビザの取りやすい、
日本語教師という職業がクローズアップされてきたのだろうと思います。

「海外で暮らしたい」と願う人にとって、それは良い方法の一つだと思いますが
実はもう一つ、

「日本人だからこそビザを取りやすい」

ある職種があります。

他の方法に比べて学歴もほぼ問われず、
語学力も他の方法よりはゆるやかな基準
です。
(とはいえ、もちろん移住後の努力は必須です)

そしてアメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどの
比較的先進国で暮らせる可能性が高い。


・・・・それはどんな仕事だと思いますか?


答えは「寿司職人」です。


確かにそうだろうけど、
何年も寿司職人の修行をしてからなんて、とても無理!

今の答えを聞いて、そう思われた方もいたかもしれません。

しかしあまり知られていませんが
実は、海外就職にターゲットを絞って
1年で寿司職人として通用する技術を学べる学校があるのです。

それは「東京すしアカデミー」という学校で
ここでは最短で8週間
海外で通用する「寿司職人」としての技術が学べるようになっています。

授業料は約84万円と高額ですが、
卒業後は、海外就職のサポート(求人案内、面接のアレンジ、ビザ申請)も
受けられるようになっており
卒業生がほったらかし状態になることもないようです。

求人情報をざっと見たところでは、シンガポール、台湾、中国などのアジア圏から
オーストラリア、カナダ、イタリア、ノルウェー・・・と
様々なところからのオファーがあるようです。

実際に、もし本気で今からスシシェフを目指して
1年後に海外移住を実現させようと思えば、
費用的には授業料と、渡航までの費用で100~120万円くらい、
現地での生活費(すぐに就職できれば、月収15~20万円くらいもらえるようですが)を
用意して挑むことになりそうです。

学生さんやフリーターの方なら
1年くらい一生懸命アルバイトをしたら、何とか貯金できそうな額ですよね。

社会人の方なら、年2回のボーナスを丸々貯金して、という感じでしょうか。
日曜だけのコースもあるようですが、
短期集中コースで挑むなら、退職して学ぶ覚悟が必要になってきます。

「スシシェフ」は今かなり人気も上昇しているようで
海外就職向けのコースは、4月開校の枠はほぼ埋まっています。

本気で海外で働いて生きていきたいと願う人には
充分可能な夢の実現方法として「東京すしアカデミー」は一考の価値があるのではないかなと思います。


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