先日から「How to make fruit and vegetables last longer -「野菜や果物を長持ちさせる方法」を読んでいます。
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(1)
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(2)
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(3)
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(4)
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(5)
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(6)
・「野菜や果物を長持ちさせる方法」(7)
Nanoparticles are not only about edible coatings, however.
しかしナノ粒子は、食べられるコーティングだけのものではない。
Since some of them are powerful antimicrobials, they can be added to regular plastic packaging to extend shelf life of fruits, vegetables or leafy greens.
中には強力な抗菌作用を持つものもあり、通常のプラスチック包装に添加することで、果物や野菜、葉物野菜などの保存期間を延ばすことが出来る。
What’s more, they can be used in sensors that could inform retailers or customers that the food is no longer safe to eat, which could help avoid premature trips to the bin.
さらに食品の賞味期限切れを小売店や顧客に知らせるセンサーに利用すれば、早々のゴミ箱行きも避けられる。
Researchers from Canada’s McMaster University, for example, developed patches that could be applied on produce packaging to predict spoilage.
例えばカナダのマクマスター大学の研究者は、農産物の包装に貼って腐敗を予測するパッチを開発した。
However, such nanoscale interventions come with safety questions.
だがこうしたナノスケールの介入には、安全性の問題がつきまとう。
In mice and rats, ingestion of zinc oxide nanoparticles causes liver and kidney damage.
マウスやラットでは、酸化亜鉛ナノ粒子の摂取により肝臓や腎臓に障害が起こる。
Studies on silver nanoparticles, meanwhile, found toxicity to both model organisms such as the roundworm Caenorhabditis elegans and to human cells.
一方、銀ナノ粒子の研究でも、線虫などのモデル生物やヒトの細胞に対する毒性が確認されている。
“There is risk with all novel technologies, and we do have to be careful,” says Gustav Nyström, scientist at the Swiss Federal Laboratories for Materials Science and Technology.
「すべての新しい技術にはリスクがあり、注意する必要があります」と、スイス連邦材料科学技術研究所の科学者、グスタフ・ニーストレム氏。
Nyström points out that silver and zinc nanoparticles can bioaccumulate in tissues.
同氏は、銀や亜鉛のナノ粒子が組織内で生体蓄積すると指摘。
bioaccumulate「生体蓄積(水銀などの毒物が、食物連鎖などを通じて生体内で濃縮されていく過程のこと)する」。
However, if such nanoparticles are well encapsulated within plastic packaging, he says, the risk that they would migrate into food is low.
だがもしもそうしたナノ粒子がプラスチック包装内にうまく封入されていれば、それらが食品に移るリスクは低いと言う。
うーん・・・(笑)、なかなか美味い話はありませんね。
新技術で食品の寿命を伸ばせたとしても、それを食べた人にリスクがあるなら本末転倒であります。
結局、無理せず地元の採れたてをすぐに食べる「地産地消」が一番良いのでは?と思えてきたんですが、それを言っちゃあオシマイなんですかね・・・。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!