Johnny Hates Jazzは、学生時代、私が個人的に最も好きだったグループです。
残念ながら、リードヴォーカル兼ソングライターだった、Clark Datchler(クラーク・ダッチェラー)が、デビューアルバムを出しただけで、同グループを去ったことで、グループの勢いは失速してしまうのですが、一時期は彼らの曲が、日本の田舎町のスーパーでもかかるほどの人気でした。

この曲は、80年代にイギリスがアルゼンチンとフォークランド諸島を巡って起こした戦争「フォークランド紛争(Falklands Conflict)」に抗議した、いわば反戦ソングです。
曲調は非常にキャッチーでポップながら、その内容は戦地に送られる兵士達の、苦しい思いを代弁したものになっています。
またアメリカでは2000年代に、ブッシュ大統領によるアフガン侵攻に抗議する人たちの間で、この曲のメッセージに共感する人が急増し、20年ぶりに注目を浴びたこともありました。
実は日本でも長山洋子が「反逆のヒーロー」というタイトルでこの曲をカバーし、ヒットを飛ばしました。内容はディスコティックの恋物語、でしたが。


Oh send me off to war with a gun in my hand
俺に銃なんかもたせて、戦場に送らないでくれ

But I won’t pull the trigger
引き金など引きたくもない

triggerは「引き金」で、ここでは文字通り銃の引き金を表していますが、日本語と同じように、物事の引き金(きっかけ)という意味でも使われます。


Our destiny is here ‘neath the red white and blue
国旗のもとに俺たちに課せられたのは

red white and blueは「赤・白・青」で、ここでは英国国旗のユニオンジャックのことを指していますが、もしアメリカ人が言った場合は、アメリカ国旗を指していると受け取れます。

So lead me to the slaughter
殺戮という使命

Now don’t be afraid
さあ怖がらずに

come and join the parade for the ultimate in sacrifice
究極の自己犠牲とやらに突き進む パレードに参加しようじゃないか

It’s an old-fashioned story of hope and of glory
古きよき時代の、希望と栄光にみちた物語ってやつさ

A ticket for taking a life
人殺しへの切符を持ってね

taking a life「命を奪う」で、人殺しとしました。


(※)
I, I don’t want to be a hero
俺はヒーローになどなりたくないんだ

I don’t want to die for you
お前らのために死にたくはない

I don’t want to be a hero
俺はヒーローになどなりたくないんだ


Oh send me off to war in a far away land
俺を遠い戦場に送らないでくれ

I never knew existed
存在すら知らなかったようなところに

Subject me to the truth to the horror and pain
俺が本当に身をさらされるのは、恐怖と痛みの世界

Until my mind is twisted
俺の気がふれるまでね

直訳すると「自分の心がねじれるまで」。当時繰り返しみたSony Music TVでは、「気がふれるまで」だったような気がします。

And what if I fail will you put me in jail
もし俺が任務を遂行しなかったら、牢屋にでも入れる気かい

For a murder I will not commit
「人殺しを引き受けなかった」という罪で

‘Cos you don’t understand till there’s blood on your hands
自分の手が血で汚れないかぎり、お前たちには決して分かるまい

‘Cosは、becauseの省略ですね。

That it’s time to forget and forgive
もう問題は水に流して、許しあう時なんだってことが

(※ くりかえし)

And those who return come back only to learn
そして戦場から戻った兵士たちは、国に戻って気づくのさ

That they’re hated by those who they love
彼らが愛する者たちに、自分が憎まれてしまったことを

非常に悲しいことですが、ベトナム帰還兵にも、こういった問題で精神を病む人や、職につけない人などが続出したことが、映画「7月4日に生まれて」を観ると分かりますね。

‘cos you’re not satisfied till the thousand will die
何千もの人が死なないことには、お前たちは満足しないんだろう

And your anger is paint for blood
お前たちの怒りが血に染めるんだ

直訳すると「お前たちの怒りが血の塗料」ということで、恐らく「お前たちの怒りが(戦場を)血に染めていく」というニュアンスだろうと推測しました。

(※ くりかえし)

こうして再度、歌詞を噛みしめてみると、改めてやっぱり名曲だなあと思います。

1. ‘neath(beneath):~のもとに
2. red, white and blue:国旗
3. slaughter:(大規模な)虐殺、殺戮
4. exist:存在する、現存する
5. subject (oneself):身をさらす
6. twist:ねじれる、よれる
7. commit:約束する、引き受ける
8. hated by~:~に憎まれる


   
   


何と2019年1月、ビルボードライブ東京での公演のため、もうすぐ彼らが来日します!
(来日公演に行ってきました! Johnny Hates Jazz in ビルボードライブ東京

Johnny Hates Jazzの日本でのライブは、80年代の東京音楽祭(Wikiには出場者に彼らの名前がありませんが、リアルタイムで見たし録画もしたので確かです)、多分それに出場したのが最初で最後だったように思うので、実質今回のライブが単独では初めてかと思います。

彼らの一番最初、3人でのデビューは、メンバーのカルヴィン(キーボード)のお父さんで有名プロデューサー、ミッキー・モストの手によるもので、今にして思えば、パパが息子のために編成したバンドという感があったのかも。

デビューからわずか2年で、多くの楽曲を作っていたクラークが抜けて、残されたマイクとカルヴィンは、元キュアーのベーシスト、フィル・ソーナリーをボーカルに迎えて再スタートを切りますが、大ヒットには恵まれず、結局解散。

そこから数年後、2009年にクラークが戻って再結成するも、2010年にカルヴィンが脱退、結局クラークとマイクの2人が残り2013年に第3作「Magnetized」を発表、2019年に来日公演という運びになりました。

クラークは「Magnetized」を発表後にガンを発症、現在は健康を取り戻したようですが、そのために「Magnetized」のプロモーションは出来ずに、アルバムは小ヒットで終わっています。

カルヴィン氏は2003年に他界した父の莫大な遺産を受け継ぎ、今はアメリカで暮らしているようです。

私は個人的にクラークの書く曲が本当に好きなので、戻ってきてくれたのは本当にうれしいです。

セールスという意味では、80年代のような大成功はもうないかもしれませんが、健康に気を付けて、これからもマイクと共に良い作品を生み出して欲しいと思っています。


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