ホワイトカラー シーズン2 第12話より:

you’re opening Pandora’s box
よくぞ聞いてくれた


ニールが密輸品のビルマ産ルビーを扱っていそうだと、ひらめいたのは
ランディという宝石商だった。

早速顧客を装い、ピーターと二人で彼の元に赴く。

そこで以前からの顔見知りであるニール(ドネリーという偽名を使用)と
ランディが交わす会話が、今回のフレーズです。

How’s the family?
家族は元気かい?(ランディ)

Oh, you’re opening Pandora’s box.
よくぞ聞いてくれた。(ニール)


ご存じのとおり「パンドラの箱」は、ギリシャ神話に登場する全能の神・ゼウスが
決して開けないようにと言い渡し、パンドラに与えた箱です。

しかし好奇心にかられたパンドラが、ゼウスの言いつけを破ってその箱を開けると
災いの種が飛び出してきて、そのときからこの世に、病、悲しみ、貧困、犯罪など
人々の苦しみの種がまかれた、と伝えられています。

そういうわけで、open a Pandora’s box 「パンドラの箱を開ける」とは
「厄介なところをつついたな、面倒な話題に触れてしまったな」という解釈になります。

人付き合いの上で、お互いの家族の話は避けて通れない話題の一つですが
配偶者、子供や孫の話というのは、相手によっては退屈な話でもあります。

つまりニールは「お前、そこ聞いちゃう?いいの?」と言っているわけですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

私のリスニングパワー体験記はこちらをどうぞ >>

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