keep your feet on the ground
映画「GOAL!」より:
keep your feet on the ground
地に足をつける
今回は、見ると元気になるサッカー映画「GOAL!」からの一節を ご紹介したいと思います。 この映画は、メキシコからの不法移民として アメリカで厳しい暮らしをしている青年・サンティアゴが様々な逆境を乗り越えながら、 英プレミアリーグの名門チーム入団に挑戦する姿を描いています。 「GOAL!」は三部作からなり、今回ご紹介する作品は第一作で ベッカム、ジダン、ラウールなど、サッカー界のスーパースターが カメオ出演していることでも話題になりました。 (ちなみに第二作には中田英寿が出演しています) 不法移民として、賃金の低い仕事を掛け持ちしながら、家族と暮らしているサンティアゴ。 彼の楽しみは仕事の合間に仲間とプレーするサッカーで 地元チームで切磋琢磨する毎日だった。 そんなある日、彼のプレーが イングランドの名門チームにコネを持つスカウト・グレンの目に留まり、 プレミアリーグの入団テストを受けるよう誘われる。 またとないチャンスに浮き立つサンティアゴだったが、 決死の覚悟でメキシコからアメリカに渡り、働きづめで家族を養ってきた彼の父親は 息子に途方もない夢を吹き込むグレンをうとましく思っていた。 冒頭のセリフはそんなサンティアゴの父が、 英国でテストを受けたいという息子と、グレンの提案に難色を示す場面で登場します。
If you get yourself to England, Newcastle United will give you a trial.
もし君(サンティアゴ)が英国に来れば、ニューキャッスルユナイテッドのテストが受けられる。(グレン)
Why you fill him with ideas like this?
どうしてあんた(グレン)は、俺の息子にそんな考えを吹き込む? (父)
Who the hell do you think you are?
あんたは何様だ?(父)
And you, why don't you keep your feet on the ground instead of your head in the sky?
それにお前(サンティアゴ)も、そんなおとぎ話を真に受ける代わりに、もっと地に足をつけたらどうなんだ。(父)
keep one's feet on the ground は「地に足をつける、堅実に考える」、 head in the sky は「大きな夢を抱く」ということで 自分が苦労した分、息子には堅実に生きて欲しいという父親の願いが込められた一言です。 「GOAL!」は私自身大好きな映画で、 見終わるとものすごく希望が湧いて、やる気が出る作品なので 来年も頑張るぞ!と、この時期新たに盛り上げるのにピッタリだと思います。 Huluではちょうど今「GOAL!」三部作すべてが見られますので 新年に向けてスカっと気分をリセットしたい方におすすめです。 海外映画・ドラマを使った具体的な英会話習得法はこちら >>