ホワイトカラー シーズン3 第4話より:
holy grail
聖杯、見果てぬ夢
デルーカとモジーの過去の因縁を知った、ピーターとニール。
そして「デトロイトの歯医者」モジーにとって
今回のデルーカの計画は、やり過ごすことはできない理由があった。
デルーカはモジーの生涯の恩人・ジェフリーズの命を盾に
オリアリーをはめる計画に加わるよう「歯医者」に脅しをかけていたからだ。
今回のフレーズはモジーが自分とジェフリーズの関係を
ピーターとニールに語る場面で登場します。
Look, when you’re an orphan, a family is like your holy grail.
なあ、孤児にとって何よりも欲しいものは自分の家族さ。(モジー)
Mr.Jeffries worked really hard to find me one.
ジェフリーズさんは一生懸命やってくれて、俺に新しい家族を見つけてくれた。(モジー)
orphan は「孤児」、holy grail は「聖杯、見果てぬ夢、叶うあてのない望み」。
生まれつき視力が弱く、孤児院でもいじめの対象にされていた自分を
いつもあたたかく支えてくれたのがジェフリーズさんだった、と語るモジー。
話は前後しますが「デトロイトの歯医者」としての半生をピーターに語る前に
モジーは当時未成年だった自分が犯した罪が、
時効かどうかを注意深く確かめるシーンが出てきます。
Minor? How long ago did this happen?
未成年だって?そりゃ一体いつの話だ?(ピーター)
When I was 12.
俺が12の時さ。(モジー)
You were 12 when you stole 500 grand from the Detroit mob?
12歳でデトロイトのマフィアから50万ドル盗んだって?(ニール)
Gifted child.
神童だったのさ。(モジー)
Minor は「二流、少数派」といった意味のほかに「未成年」を表す単語でもあるんですね。
mob は俗語で「マフィア、ヤクザ」ということで
驚くことにモジーは若干12歳で、マフィアの大ボスから大金を騙し取っていたのでした。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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