ブレイキング・バッド シーズン1 第3話より:

under the weather
気分が悪い、体の調子がすぐれない


ジェシーの家の地下室に軟禁しているチンピラ・クレイジー8の“処理”問題に追われて
ここ数日ろくに眠ることも出来ずにいたウォルターは、ついに体調を崩してしまう。

クレイジー8の言う通り、こんな事は自分には向いていない(doesn’t suit)と
つくづく思い知るウォルター。

やむなく学校を休んだ彼の代わりに、
副校長が生徒の相手を受け持つシーンからです。

I understand that Mr.White is feeling a little under the weather this morning,
今日はホワイト先生はお体の調子が悪いので、

so you folks are going to have to be making do with me today.
私が代わりの授業を行います。(副校長)


under the weather は「気分が悪い、体の調子がすぐれない」ということで
この語源は船乗りの言葉から来ているとされています。

船で天気が荒れると船員たちは船酔いをする、つまり気分が悪くなるという連想から
「気分が悪い、体調が悪い、二日酔い」といった意味で使われるようになりました。

しかしウォルターの under the weather は、そんなシンプルなものではなく
この日を境にどんどん望まぬ方向へ転がっていく、ほんの最初のかすかな吐き気に過ぎず、
ここから怒涛の展開が幕をあけることになります。



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