人との会話では、用件のみをストレートに伝える以外に
間に挟むクッション的な表現も、潤滑油として大切な役割を持っていますよね。
今回はそうした「場つなぎ・クッション的に使える英会話表現」をご紹介します。
えーっと / ちょっとお待ちを
Let me see
ちょっとお待ちを
これは調べ物などを頼まれて、少し間が空くとき、無言では気まずいなという時、
例えば
Do you know where the nearest coffee shop is?
どっかこの近所にコーヒーショップないかなあ?(Aさん)
Let me see… I think there’s a Starbucks on Aoyama Street.
えーっと・・・確か青山通りにスターバックスがあると思うよ。(Bさん)
昔だとぴあMAP首都圏版、今だとスマホで最寄のお店を検索している無言の間を
let me see… で穴埋めするという感じですかね。
つまり
I mean
つまり
会話が誤解された方向に進んだり、相手がこちらの真意を理解してくれていない時、
例えば
Listen, Hiro and I got back again.
聞いてよ、私、ヒロと寄りを戻したの。(Aさん)
Oh god! You never learn, do you?
全く!ホントに懲りないんだから。(Bさん)
What’s that supposed to mean?
それってどういう意味よ?(Aさん)
I mean, what’s the point of making the same mistake?
つまり、何で同じ間違いを繰り返すのかってこと。(Bさん)
He hurt you so badly, remember?
あなた彼にすごく傷つけられたじゃない、忘れたの?(Bさん)
この場合、AさんはBさんにバカにされている、呆れられていると感じ、
それを察したBさんが「そうではなく、つまり・・・」と説明をしています。
言いにくいんだけど
It’s hard to tell
言いにくいことです
誰かの評判に関わることや、身内の恥になること、気軽に話せないことを切り出す時など
例えば
You look so pale. Are you all right?
顔色が悪いよ。大丈夫?(Aさん)
Yeah, I’m fine. It’s just…
ええ大丈夫。ただちょっと・・・(Bさん)
What happened?
どうしかしたの?(Aさん)
It’s hard to tell, but the man behind you is pointing a gun at you.
言いにくいんだけど、あなた、背後の男に拳銃つきつけられてるよ。(Bさん)
これは言いにくい、背後で拳銃を握る男にも会話が丸聞こえですから・・・。
とまあ、こんな究極の状況ではなくとも(笑)、
この表現を挟むと、相手にもその話を受け止める心の準備が出来ますよね。