ブレイキング・バッド シーズン5 第4話より:
back at it
元に戻る、元の木阿弥
引き続き、スカイラーの不安を解消すべく話をするウォルターだが
夫の言葉が全く信用できない彼女は、聞く耳を持たない。
夫が人を殺めていることにも薄々感づいているスカイラーは
自分はもはや仕方がないが、子供たちだけは巻き込みたくないと頑なに主張するのだった。
I’m in it now. I’m compromised.
私はもうあなたの仲間。妥協してしまった。(スカイラー)
But I will not have my children living in a house where dealing drugs,
でも子供たちがドラッグ密売をしている家で暮らすなんて許せない、(スカイラー)
and hurting people and killing people is shrugged off as “shit happens.”
それに人が傷ついたり死んだりしても「仕方ない」で済ます家にもね。(スカイラー)
We’re back at it? Fine.
私たちは元サヤでしょ?構わないわ。(スカイラー)
But the kids stay away, and that’s that.
でも子供たちは近づけない、そういうことよ。(スカイラー)
compromise 「妥協、和解」。
shrug off 「(問題などを)無視する、やりすごす」、shrug は「肩をすくめる」ですから
shrug off は、仕方ないさ、といった両手を広げて手のひらを上に向ける仕草、
正にあんな感じで軽く受け流すという意味になります。
shit happens はスラングですが「まあ仕方ない、運が悪かった」。
このシーンでは、人が死んでもまあ仕方ない、で済ますような人が居る家は嫌だ、
というわけですね。
そして back at it は「元に戻る、元の木阿弥」という意味で
ここでは別れようとしていた夫婦が元サヤに戻った、ということですね。
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