ブレイキング・バッド シーズン4 第6話より:

black eye
(殴られて出来た)目の周りの青アザ、面目を失う


ある夜、リハビリ中のハンクを紛らわそうと、親族が集まっての夕食会が開かれた。

その席上で、ハンクが同僚の刑事から渡ってきたゲイルの事件資料をウォルターに見せ、
違法麻薬の製造者であるゲイルを、悪人ではあったが化学の天才だと褒め称える。

そしてハイゼンベルグはゲイルかもしれないというハンクに対し、ウォルターは
ゲイルは大した化学者ではなく、
ハイゼンベルグはもっと優れているはずだと指摘し、スカイラーを慌てさせる。

その場は何事もなく会はお開きとなったが、何と危ない真似をしでかしたのかと
翌朝スカイラーがウォルターを問い詰めるシーンからです。

Did you work together? Who killed him? Was it the people you work for?
一緒に働いてたの? 誰がゲイルを殺したの? あなたの雇い主?(スカイラー)

Definitely not.
まさか。(ウォルター)

(中略)

And I was up all night wondering why you would say that to him.
私一晩中考えてたの、なぜあなたがハンクにあんなこと言ったのかって。(スカイラー)

Because I was drunk, Skyler.
酔ってたからだよ、スカイラー。(ウォルター)

No, but then I was remembering your black eye.
いいえ、で私、あなたが青タンを作ってた事を思い出したの。(スカイラー)

Your business disagreement that you don’t want to talk about.
仕事のことで食い違いがあったとか何とか、あなたは話してくれないけど。(スカイラー)


black eye は直訳すると「黒い目」ですが、
これは「(殴られて出来た)目の周りの青アザ、面目を失う」という意味で
今回は前者の意味で使われています。

日本だと内出血のアザは青アザですが、英語では黒アザとなるんですね。

ところで黒目と言えば、私たち日本人の瞳を思い起こしますが
外国では東洋人の黒い瞳は dark brown eye と表現されるもので、black eye ではないのです。

とはいえその事を知る前は、私も目の色は黒(black eye)です、
と普通に答えていましたので、相手は内心可笑しかっただろうなぁと思います。
(言いたいことは分かってもらえたと思いますが・・・言葉はムズカシイですね)



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