ホワイトカラー シーズン5 第6話より:

take credit
賞賛を得る、自分の手柄とする


このところ偽造パスポートの捜査にあたっているニールとピーター。

近ごろ出回っている物は見分けが困難なほどに精度が高く、
取締りに手を焼いているのだった。

偽造パスポートの売人アイヴァンから入手してきた物を
贋作のプロであるニールが分析するシーンからです。

These were all made by the same person.
全部同じ人物が作ってるな。(ニール)

You’re sure about that?
確かか?(ピーター)

Yeah, the eagle’s eye.
ああ、大した観察眼だ。(ニール)

(中略)

You think Ivan’s the artist?
アイヴァンが作者だと思うか?(ピーター)

No, he says he only sells them, and I believe him.
いや、彼はただ売るだけだと言ってたし、それを信じるよ。(ニール)

Anyone this good would take credit.
こんなに腕が良いならほのめかすはずさ。(ニール)


eagle’s eye 「慧眼の持ち主、観察眼の鋭い人」。

artist 「芸術家、達人、名人」。

そして take credit は「賞賛を得る、自分の手柄とする」ということで
ここでは would take credit 「自分の手柄にしようとするだろう=ほのめかすだろう」
という解釈です。

これはどちらかと言うと、周りの協力も得て成しえた事を、自分の一人の手柄だと言うとか
誰かの功績を横取するとか、強引に自分の手柄にしてしまうといったニュアンスになります。

もしアイヴァンが作者本人なら、
思わずそれを言わずにいられないほど良い出来だ、というわけですね。



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