ホワイトカラー シーズン5 第5話より:
on the mend
回復しつつある、好転しつつある
エリザベスの懸念通り、インフルエンザをこじらせているピーター。
しかし今まで病気で休んだことがないのを誇りにしている彼は
モジーが処方してくれた怪しげな特効薬を手に
ヘロヘロになりながらも出勤してくる。
そんなピーターの様子を見て
部下のジョーンズがたまらず一言、というシーンからです。
Look, Peter, you’re a biohazard.
ピーター頼みますよ、バイオハザードじゃないですか。(ジョーンズ)
I’m on the mend. I swear.
良くなってきてるんだ。本当に。(ピーター)
And after this…
それにこれを飲んだら・・・(ピーター)
What is it?
何ですかそれ?(ジョーンズ)
I don’t know. Mozzie gave it to me.
私も知らん。モジーがくれた薬さ。(ピーター)
It works.
これが効くんだよ。(ピーター)
on the mend は「回復しつつある、好転しつつある」。
mend は「修理、修復」ですから、まだ100%ではないが修復途上にある、
といった感じでしょうか。
それにしてもモジーって人は幅が広いというか、
裏稼業だけで生きていくのはもったいないほど博識で面白いです。
このドラマが企画された段階では、モジーは重要なキャラではなかったものの
撮影を重ねる毎に彼のキャラがチャーミングに立体的に膨らんできて
次第にこの作品に欠かせない登場人物になったそうです。
もし真っ当な方向で生きていたら、かなりの大物になっていたかもしれませんね。