ホワイトカラー シーズン5 第6話より:
get(have) a leg up on~
~に対して優位に立つ
ニールはモジーと協力して、カーティス・ヘイゲンの魔の手から逃れるべく
彼の最終目的と思われる、ある美術品に仕込まれた暗号を探っている。
その暗号をニールたちが彼より先に読み解ければ
先回りして優位に立つことが可能なはずだが、
肝心のそれは博識のモジーをもってしても解けない複雑な暗号なのだった。
I’ve studied every pattern, every symbol.
あらゆるパターンやシンボルを検証したけどさ。(モジー)
I can only conclude that it is of alien origin.
結論としてはエイリアンが起源としか思えない。(モジー)
I think you’re right.
そうだな。(ニール)
Aha! Finally, you’ve come around.
へえ!ついに分かってくれたか。(モジー)
I think you’re right. We need help.
お前の言うとおり。助けが必要だな。(ニール)
(中略)
The only chance we have of getting a leg up on him,
俺たちがヘイゲンに対して優位に立つには、(モジー)
is by deciphering the Codex first.
先にコデックスの暗号を解くしかない。(モジー)
conclude 「結論づける、完結する、推論する」。
come around 「(誰かの考え、主張などを)理解する、それまでの考えを改める」。
ここでは普段からモジーの不思議好き、陰謀説好きをバカにしているニールが
ついにエイリアン説に同調してくれたのかとモジーがぬか喜びするシーンです。
そして get(have) a leg up on~ は「~に対して優位に立つ」という意味で
調べてみると get より have で用いられることが多いイディオムのようです。
ただ現状では彼ら二人にとって、
頭の切れるカーティスを出し抜いて優位に立つのは難しいことで
その意味では get 「(優位な立場を)もぎ取る、奪う」という方が
心情的にピッタリ来る表現なのだろうと思います。
decipher 「解読する、判読する」。
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