ホワイトカラー シーズン5 第13話より:
in the weeds
(複数の事象に)忙殺される、苦境に陥る
ニール、ピーター、モジーの力を合わせた結果、
ついに彼らは暗号に秘められたお宝にたどり着く。
しかし喜びもつかの間、それを待ち構えていたかのように
モジーを狙った犯人がお宝を奪おうと彼らを襲う。
狙われた際に由来不明の毒薬を投与されたモジーはすでに病院に搬送され
皆の必死の協力により一命を取り留めていたが
そのことを知らない犯人は、
モジーの解毒剤と引き換えにお宝をよこせとニールに迫るのだった。
No, Mozzie’s recovering as we speak.
いいや、こうしている間にもモジーは回復している。(ニール)
Looks like he’s out of the woods.
どうやら危機は脱したようだぜ。(ニール)
Oh, and you’re in the weeds.
おっと、そしてあんたは苦境に陥ったな。(ニール)
as we speak 「こうしている間にも、我々が話している間にも」。
out of the woods 「困難や危機的状況を脱する、危険を免れる」。
そして in the weeds は「(複数の事象に)忙殺される、苦境に陥る」ということで
ここではお宝は奪えそうにない上に、それを無線で聞いた味方のはずのヘリコプターが
犯人を見限って飛び去って行くというダブルパンチで追い詰められる様を指しています。
woods「森、木々」と weeds「雑草」をかけたシャレたやり取りになっていますね。
何で in the weeds(雑草の中)が「忙殺される、苦境に陥る」なのか?
という説は複数あるようですが、その一つは
レストランの給仕が注文に追われ、こなしてもこなしても追いつかない様子が
まるで伸び切った雑草の中を掻き分けて歩くようだったから、という物でした。
・・・確かに想像しただけでグッタリしそうですね。
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