20代半ばのころ、トルコを1ヶ月ほどブラつきました。
1ヶ月は旅行者としてはかなり長く、
出国する際に、
トルコの空港係員に「1ヶ月も何してたの??」と聞かれたほどです。
この旅は、ちょっとした手術を受けることになり、
その傷を治すために1ヶ月ほど静養したあとに計画したものでした。
都合2ヶ月休む必要があったため、職場も退職し、
ちょうどポッカリと時間が空いたのです。
入院中、病院のベッドでずーっと
沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読んでいました。
全6巻を何度も読み返しました。
果たしてそのせいなのか、
退職した時点で、いくばくかの貯金もあったので
このポッカリ空いた時間を使って旅をしたい、と思い立ちました。
ただしそんなにお金に余裕があるわけでもなく、
滞在費の安いところで、治安の比較的良いところ、
行ったことのないところが良いと考え、
「深夜特急」でも非常に親日的だと書かれている
トルコに行くことにしました。
トルコ航空機(wikipediaより引用)
旅費を安くあげるために航空券はアエロ・フロートを選び、
宿は「地球の歩き方」に出ているところを
現地についてから
適当にまわって探すことにしました。
成田を出てモスクワで1泊、
翌日にトルコのアタチュルク空港に到着。

アタチュルク空港(wikipediaより引用)
私は長期滞在をするつもりだったので、大きなトランクを抱えていたのですが、
トルコの道はデコボコの石畳で、
空港から市街地へ出るバスを降りたあとは、
汗だくでトランクを引きずったのを、今もよく覚えています。
本当はその日のうちにスルタン・アーメット地区まで行って
宿を決めるつもりでしたが、
トランクと石畳にすっかり疲れ果ててしまい、
すぐ目の前にあったKent Hotelという、
私には予算オーバーのホテルに飛び込んでしまいました。
しかしそれでひとまず荷をおろし、ホッと一息ついたので
身軽になった所でスルタン・アーメットへ行ってみることにしました。
時刻は午後2時くらいだったと思います。
歩いて行ったか、トラムに乗っていったかはもう覚えていませんが、
何とかスルタン・アーメット地区に到着すると、
「地球の歩き方」で目星をつけていた宿に、
明日以降の予約をしに行くことにしました。
さいわい12月というオフ・シーズンだったため、
宿はすんなりと決まり、
(値段は確か1泊600円くらいの、ドミトリーと呼ばれる相部屋でした)
時間が空いたのでグランド・バザールへ足を伸ばすことにしました。
有名なブルー・モスクを背にして
スルタン・アーメットの大通りを10分ほど行くと
右手にグランド・バザールへ続く道が見えてきます。

グランドバザール(wikipediaより引用)
トルコの公用語はもちろんトルコ語ですが、スルタン・アーメット界隈や外国人観光客向けのホテルでは
ほぼ100%英語でOKですし、
日本人の多い宿ならば、
日本語でOKなところもたくさんありますので、
独学英語の力試しの場としては、トルコは案外おすすめかもしれません。
実際は正確な英語を学ぶというより、
コミュニケーションの練習場といった感じですが、
自分でコツコツやってきた独学英語が通じるというのは
本当に嬉しいですし、やってきた甲斐があったと心から思えるものです。
また相手も英語のネイティブではないので、
こちらも気楽に話が出来るという、初心者には嬉しい利点もあるのです。
特に文法が正しいかどうかが気になって、
人前で英語を話すのを躊躇してしまうという方は、
トルコ人のパワーとフィーリングで押してくる英語を聞くと、
そしてそれでもちゃんと、
外国人相手に商売が成り立っているを目の当たりにすると
ちょっと気が楽になるのではと思います。
どうしても私たち日本人は、英語との最初の出会いが
必須科目の一つ、テストで点数をつけられる科目として
出会うことが多いので、
ついミスをするのは恥ずかしいと思ってしまいがちですが、
文法が正しくなくても、簡単な単語をつなぎ合わせるだけでも
たとえ子どもでも、大人の見よう見まねで
必要なことを相手に伝えている彼らを見てると
本当に、英語は人と人が意思を伝え合うツールであって
それ以上でも以下でもないことが実感できます。
もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!