「深夜特急」は、
ルポライターの沢木耕太郎さんの、若い頃の旅の記録で
日本のバックパッカーの必読書とも言える名著ですが、
これは男性の一人旅の話です。
やはり女性の一人旅となると、
得することもある反面、
ちょっとアヤしいことも起ったりするものです。
代理店の彼は約束通り、
私が前払いをしていた宿の主人に話をつけて返金の交渉をしてくれ、
私の重いスーツケースを、
ホテルまで運ぶのを手伝ってくれました。
「OK then, I’ll see you at the lobby tomorrow morning!」
しかし去り際に「明日の朝、ロビーでね!」という言葉を残して・・・
どうやらガッチリ捕まってしまったようです。
仕方がないので、
明日のツアー相談に備えて、
カッパドキアとパムッカレまでの平均的な旅費を調べることにしました。
カッパドキアの奇岩群(wikipediaより引用)
そしてもし明日、法外なツアー費用をふっかけられたら、すぐにこのホテルも引き払うつもりだったので、
荷ほどきも最小限にとどめ、
ツアーの手配に必要そうな英単語なども復習し、
早めに床につきました。
翌朝、8時を過ぎたころ
ホテルの部屋の電話が鳴りました。
受話器を取ると、
「Good morning. Kalim is waiting for you.」
(おはようございます。カリムが待ってますよ。)
ホテルのマネージャーからの連絡で
どうやら昨日の代理店の男性は、カリムという名のようです。
「OK. Could you give me five minuites?」
5分ほど時間をもらい、身支度をして降りていくと、
カリムが待っていました。
本当は、8時過ぎでは朝ごはんもまだで、
お腹が空いていたのですが、仕方がありません。
とにかく早く話をつけて、食事に行けばいいやと思いなおし、
旅行代理店へ向かうことにしました。
スルタン・アーメットの通りには
たくさんの店がすでに空いており、飲食店からはいい匂いがしてきます。
「やっぱお腹空いたな~・・・」
空腹に耐えながらカリムの後をついて歩いていると、
カリムが一軒の屋台の前で立ちどまり、
2人分のピデと呼ばれる、トルコ風のピザを買うと、
「You must be hungry, right?(お腹減ったでしょう?)」
と、一つを私にくれました。
気がきくなあと驚きつつも、代金はいらないというので
内心、不安になってきました。
話がまずい方向に行ったら、
果たしてこの人ごみを走って逃げられるだろうか、
それにホテルの荷物はどうしたらいいのか・・・
初めての一人旅、しかも英語も片言ときては、
不安が次々に押し寄せてきます。
とはいえ空腹には勝てず、
戸惑いつつもピデをご馳走になってから、昨日の代理店に向かいました。
ドアを開けると
「Welcome back!」と昨日と同じ女の子が笑顔で出迎えてくれたおかげで、
緊張が少しほぐれました。
さていよいよツアーの手配です。
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