ゴシップガール シーズン1 第10話より:

burden
重い荷物、心の重荷、心配


NY社交界に毎年恒例のデビュタントの季節がやって来た。

未婚の若い女性の社交界デビューの場とあって、
今年デビューを迎える予定のセリーナの祖母・シシーも孫娘の応援に駆け付ける。

だが孫娘のデビューの裏で、シシーは健康に不安を抱えており
それを娘のリリーに打ち明けるのだった。

Lily, my darling, the doctors think they found something.
リリー、可愛い子、お医者様が何か見つけたらしいのよ。(シシー)

Something? What something?
何かって? 一体何なの?(リリー)

Something in my lungs.
私の肺に何かがあるって。(シシー)

Oh, no, mom…
そんな、ママ・・・(シシー)

Well, they’re running tests, but they said that, it might not be good.
詳しく調べている最中だけれど、あまり良くない物みたい。(シシー)

Look, I didn’t want to worry you.
あなたに心配かけるつもりじゃなかったのよ。(シシー)

I don’t want to be a burden to you.
重荷にはなりたくないの。(シシー)

Oh, no, it’s no burden at all.
そんな、重荷のはずないでしょう。(リリー)


running 「実行中、運用中」、test「試験、検査」で、
running tests は「検査中、調べている最中」となります。

そして burden は「重い荷物、心の重荷、心配」ということで
実質的な重い荷物を表すこともあれば、今回のような心の重荷、
相手にとっての負担(と思われる事)を表すこともあります。

シシーのセリフ、I don’t want to be a burden to you(重荷になりたくない)、
その後のリリーの it’s no burden at all(全く重荷ではない)は
あまり積極的に使いたいやり取りではありませんが、
いざ必要な時、ふさわしい文章が浮かびづらい類だと思いますので
セットで覚えておくと役立つかもしれません。

雑誌25ansなんかを読むと、毎年このデビュタントの記事が出ています。

デビュタントは、名家の令嬢が社交界デビューを飾る舞踏会の事で
一般庶民にはほとんど縁のないイベントでありますが、
雑誌のグラビアで見る限り、中世にタイムスリップしたかのような豪華な宴が
今も世界各国で開催されているようです。

その昔は恐らく上流階級の白人のお嬢さんばかりだったと思いますが
昨今はアジア、中南米など、各国の令嬢たちも招かれているようで
森泉さんの姿も確かグラビアで見かけたと思います。

ダンの妹・ジェニーはブレアやセリーナが参加する
このデビュタントの華やかな雰囲気に憧れを抱き、
当日の手伝いボランティアを買って出るのですが、
それが母・アリソンとの間でちょっとしたトラブルを招いてしまいます。



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