映画「ラッシュ / プライドと友情」より:

go to great lengths
(目的達成のために)何でもやってみせる、どんな苦労も厭わない


ニキの年間王者獲得、そして自分には無理だとニキにはっきり言われたジェームスは
今度こそ本気でニキを倒そうと心に誓う。

そのためなら自堕落な生活も改め、
トレーニングでも禁酒でも何でもやってやるとスタッフのバブルスに息巻く。

Right, Bubbles.
よっしゃ、バブルス。(ジェームス)

Whatever it takes to beat that prick next year, just say it.
何としても来季はあのマヌケをぶっ倒す、そのためなら俺は何だってする。(ジェームス)

Your word is my command.
何でも言われた通りにやる。(ジェームス)

There are no lengths to which I will not go. I mean it!
そのためなら俺はどんな苦行も厭わない。本気だぞ!(ジェームス)


whatever it takes 「どんなことをしても、どんな犠牲を払っても」

prick 「間抜け野郎、カモ野郎」。

your word is my command(あなたの言葉は私の命令)=「何でも言われた通りにします」。

そして go to great lengths は「(目的達成のために)何でもやってみせる、どんな苦労も厭わない」。

length には「目的達成までの道のり」を表す意味があり
great length(果てしない道のり)を超えてもやってみせる、という感じです。

ジェームスのセリフはこれの変形で There are no lengths to which I will not go
(俺が行かない道のり[距離]はない)=「どんなに大変(な道のり)でもやり切ってみせる」、
great どころかそれ以上でも行ってやる、という強い決意を示すセリフになっています。

I mean it 「本気だ、本気で言っているんだ」。

いつになくメラメラとやる気が漲っているジェームスですが
この矢先、彼は大変な事態に遭遇することになります。


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