映画「ラッシュ / プライドと友情」より:

disown
勘当する、繋がりを否認する


激しかった76年シーズンが終わり、
それぞれにオフシーズンを過ごすニキとジェームスが束の間語り合う。

お互いが敵であり同志でもある、そんな二人が来た道を振り返るのだった。

We were both a pair of kids when we met.
お互い出会った頃は、まだガキだった。(ニキ)

Hot headed jerks in Formula 3.
F3の短気な若造。(ニキ)

Disowned by our families. Headed nowhere.
共に家族から勘当されて。どん詰まりで。(ニキ)

And now we’re both champions of the world.
それが今じゃ二人ともチャンピオンだ。(ニキ)

It was not bad, huh?
悪くない、だろ?(ニキ)

No, it’s not bad.
ああ、悪くないな。(ジェームス)


hot head「せっかち、短気」

そして disown は「勘当する、繋がりを否認する」。

own「所有する」に否定を意味する dis がついて「所有していない」
=「勘当する、繋がりを否認する」。

ということは親から見て、子供は所有している、というのが英語の感覚で
その所有の認識を解く=「勘当する」となるんですね。

headed nowhere(行き先がない)=「行き詰まる、どうしようもない」。

headed (to)「~に向かう、~を目指す」nowhere「どこにも~ない」で
「向かう先がない、どこを目指すでもない」=「どん詰まり」という解釈です。


※「ラッシュ / プライドと友情」は Huluで英語学習向け(英語字幕がある)映画として
2016年8月現在、おすすめ作品になっています。



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