in the doghouse

「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」シーズン1 第4話より:

in the doghouse

面倒を引き起こす、不興を買う、面目を失う

エリオットの幼馴染・アンジェラは、同棲中の彼氏・オリーの浮気が発覚、 またそれとは別にオリーの軽率な行動により、重大な問題を抱えていた。 オリーは一応彼女と仲直りはしたものの、まだ彼女の怒りが解けていない事が心配で どうにかご機嫌とりをせねばと思っている。 そんなある朝、アンジェラが父親とブランチに行くというのを オリーは自分が連れていきたいと引き留める。

What? No, babe. I was gonna take you to brunch.

何だって? だめだよ。 俺が連れていこうと思ってたのに。(オリー)

I mean, I know that things are okay between us right now,

だってその、一応俺たち仲直りはしたけど、(オリー)

but I'm not gonna let myself off easy, all right?

俺は自分を簡単には許せない、だろ?(オリー)

You will be wined and you will be dined,

君にご馳走したいんだ、(オリー)

until I feel I've gotten myself out of the doghouse. 汚名挽回出来たと思えるまで。(オリー)

Well, we can do something tonight, then.

分かったわ、じゃあ今夜。(アンジェラ)

let someone off easy 「(その人を)無罪放免にする、(その人を)お咎めなしにする」。 I'm not gonna let myself off easy([浮気という]罪を犯した自分を無罪放免にはしない) =「自分を簡単には許せない」。 wine and dine someone 「(その人を)豪華な食事でもてなす」、 その人をワインと食事が楽しめるレストラン(高級なお店)でご馳走する、接待する、 ということで、ただの外食ではなく特別なディナーという感じです。 そして in the doghouse は直訳すると「犬小屋に入る」、 それが転じて「面倒を引き起こす、不興を買う、面目を失う」。 今のオリーの状況はすでに in the doghouse であり、 だから今度は頑張って out of the doghouse「犬小屋から出る」 =「失った面目を取り戻す、汚名挽回する」というわけですね。 しかしアンジェラはオリーとの仲より、もっと困った問題を抱えていて そのことで頭がいっぱいの状態です。 MR. ROBOTを未見の方に言えるのは、 街角でタダで配っているCDを気軽に受け取るのはやめよう・・・という事です。 世の中には恐るべき才能を持ったハッカーが居るようです。 ※「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」は Amazonプライムで視聴出来ます(2016年11月現在)。

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