off the table

「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」シーズン2 第2話より:

off the table

話題・議題から外す、(ある話題を)持ち出すのを止める

fソサエティから脅迫状が届いたEコープ。 システムダウンを避けたいなら、大金を燃やせという彼らの要求をのみ 社の幹部が大勢の人々の前で、山と積んだ札束に火をつけて燃やす。 このセンセ-ショナルな映像が一瞬で世界中を駆け巡り PR部門に配属されたアンジェラは取材対応に追われている。 彼女の待遇は新入社員としては異例のもので それに納得のいかない同僚たちは、何かと彼女の陰口を言いあうのだった。

She came out of nowhere a month ago.

彼女、ほんの一ヵ月前にフラっと入社してきてさ。(アンジェラの同僚)

Sometimes I see her talking to herself.

たまに独り言言ってるのよ。(アンジェラの同僚)

Oh, my gosh, you did too? So weird.

やだ、あなたも聞いた? 気味悪いよね。(アンジェラの同僚)

(中略)

I'm telling you, it's non-negotiable.

言ってるでしょ、交渉には応じられない。(電話で話すアンジェラ)

No one's going to let you take that question off the table. あの事件について質問出来ないなら、どこも取材などしないぜ。(電話の相手)

The money burning is a big part of why everyone wants the exclusive.

札束炎上事件こそ、こっちの目当てなんだから。(電話の相手)

non-negotiable 「交渉できない、交渉不可である」。 そして off the table は直訳すると「テーブルから降ろす、下げる」、 それが転じて「話題・議題から外す、(ある話題を)持ち出すのを止める」。 ここでは table は文字通りの「テーブル」というよりも 「交渉の場、議論・相談の場」を表しており、そこから off 「降ろす、下げる」こと =「(ある話題を)その場から外す、持ち出すのを止める」となります。 アンジェラの話し相手は、メディアの取材陣であり いきなり札束を燃やすという不思議な振る舞いについての取材を申し込んでいます。 しかし、その件はメディアに話せないというのが上層部の判断なので アンジェラはどうにかその話題を外して(off the table)取材してくれるよう 頼んでいる状況です。 exclusive 「排他的な、他人を入れない、高級な、(新聞等の)独占取材」、 ここでは「独占取材」という意味で使われています。 Eコープの社員たちは、なぜ急に来たアンジェラが好待遇なのか、いぶかっており 彼女自身は、与えられたポジションに負けないよう、無理やり自信ありげに振る舞い 背伸びしているようです。 ※「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」は Amazonプライムで視聴出来ます。

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