「PREACHER/プリーチャー」シーズン1 第5話より:
in a maze
五里霧中、わけが分からない、混乱する
牧師・ジェシーの不思議な力は、クインキャノンを改心させたのみならず
言動が粗暴な彼の部下・ドニーにも及んでいた。
ジェシーはドニーの家庭内暴力を含めた乱暴な振る舞いを戒めるため、
ある夜、彼に密かに自分の力を見せつけ、怯えさせる。
ドニーはその夜から牧師・ジェシーを恐れるようになるが
妻のベッツィーに様子がおかしい事を問い詰められ、
その夜の出来事を打ち明けるのだった。
You’re moping, Donnie. What is it?
元気ないわね、ドニー。 どうしたの?(ベッツィー)
(中略)
Preacher’s got a power.
あの牧師は何かの力を持ってる。(ドニー)
(中略)
I don’t know how he does it, but there’s nothing I can do, Bets.
どうやったかは知らないが、俺にはどうしようもないんだ、ベッツィー。(ドニー)
He made me put a gun in my mouth, and I couldn’t stop him.
奴は俺の口に銃をくわえさせたんだ、だがどうにも出来なかった。(ドニー)
I was just a puppet.
まるで操り人形だ。(ドニー)
I was just a cow in a maze.
訳がわからなかった。(ドニー)
Wait, Preacher put a gun in your mouth?
ちょっと待って、牧師さんがあなたの口に銃を?(ベッツィー)
No, no, no. I put the gun in my mouth, and and he made me do it.
いや違う、自分でやった、奴が俺にそうさせたんだ。(ドニー)
mope「ふさぎ込む、元気がない、落ち込む」、
moping「くよくよしている、ふさぎこんでいる」。
puppet「操り人形、指人形、傀儡、(自分以外の存在に)操られる人」。
そして in a maze は直訳すると「迷路の中」、
それが転じて「五里霧中、わけが分からない、混乱する」となります。
字幕では cow in a maze(迷路の中の牛)と訳されていましたが
それもつまり「(迷路の中の牛のように)訳が分からなかった、混乱した」という事だと思います。
ヘンリー八世の居城であった、ハンプトン・コート・パレスには
人間用に生垣で作られた巨大迷路があります。
私は外側から見たのみでしたが、結構広くて本格的で、
大人でも一時間くらいは迷いそうな迷路でした。
人間の目線の上まできっちり生垣があったので、カップルで挑戦したら
人目を忍んでイチャイチャ出来るだろうな・・・と思いました(笑)。
春夏は大変人気のスポットらしいので、
イギリスに行く予定のある仲良しカップルの方は、ぜひ行ってみてください
(入場料は一人20ポンドくらい・・・ちょっと高い)。
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