ザ・メンタリスト シーズン5 第20話より:
dirty laundry
人に知られたくない私事、隠しておきたい事
ジェーンはラジオ番組「愛の処方せん」の出演枠を空けるため、
本来出演予定のカップル、マイケルとシェイナに話しかける。
カップルのパワーバランスを一瞬で理解したジェーンは
本当は、彼氏のマイケルは出演に気がすすまない事を見抜く。
そこで美人の彼女に振られたくないばかりに、
何でも彼女の言いなりだというマイケルを言葉巧みに焚きつけ
出演を辞退させようと試みる。
I know you think Shayna’s out of your league,
シェイナは君にとって高嶺の花の女性だから、(ジェーン)
and you don’t want to rock the boat.
モメたくないんだね。(ジェーン)
(中略)
Maybe… maybe you’re right. I don’t want to lose her.
もしかしたら・・・そうかも。 彼女と別れたくないんだ。(マイケル)
I get it.
分かるよ。(ジェーン)
But you’re gonna go in there,
でも今こそ彼女の元に行って(ジェーン)
you’re gonna tell her, “Hey, babe, I don’t want to go on this show.”
伝えなきゃ「こんな番組出たくない」って。(ジェーン)
I mean, who in their right mind wants to air their dirty laundry on the radio,
大体、正気の人間がやることかい、自分たちの恥をラジオで晒すなんて、(ジェーン)
for other people’s entertainment?
ただ他人のお楽しみのためにさ?(ジェーン)
(中略)
Besides, have you listened to the show? It’s crap.
それに、番組を聞いたことある? くだらないよ。(ジェーン)
out of one’s league「(その人には)高嶺の花、手が届かない」。
rock the boat「モメ事を起こす、波風を立てる」。
そして dirty laundry は直訳すると「汚れた洗濯物」、
そこから転じて「人に知られたくない私事、隠しておきたい事」。
自分の恥ずかしい私事を「汚れた洗濯物」とは
非常にプライベート感漂う、上手い表現だなと思います。
うちでは部屋の掃除は、綺麗好きの夫がよくしてくれて助かっているんですが
洗濯だけは必ず自分でしないと落ち着きません。
ティーンエイジャーの頃は何も考えず、実家で母親の世話になっていましたが
今は実家に帰省したら、自分でみんなの分をまとめて洗濯します。
何なのか、いつの頃からか、自分でもよく分かりませんが
親といえども、自分の洗濯物を見られるのは落ち着かなくなりました。
こんなフレーズもあるくらいですから
「汚れた洗濯物」は何かの心理的な象徴かもしれませんね。
besides「それに加えて、その上」。
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