ママと恋に落ちるまで シーズン1 第22話より:
save the date
(ある予定のために)その日を空けておく、結婚式の事前招待状
いよいよ結婚式が間近に迫ってきたマーシャルとリリー。
だがリリーの胸には、マリッジブルーの波が押し寄せる。
大学でマーシャルと出会って以来、二人はずっと一緒だったが
もともと彼女にはパリに行って絵描きになるという夢があった。
大学卒業後は暮らしのために幼稚園で働いてきたが、
もうすぐ結婚という今になって、絵描きになりたいという望みが再び湧き上がる。
そこでマーシャルに内緒で、結婚式と重なる時期に
絵画の夏期講習に申し込みをしたのだが、その事がバレて喧嘩になってしまう。
So you’re saying you would forbid me from going.
つまり私が行くのは禁止なわけ?(リリー)
Forbid? Who said forbid?
禁止だと?誰がそんな事言った?(マーシャル)
I was just reminding you that there’s this wedding coming up in a couple of months,
俺が言いたいのは数か月後先には二人の結婚式があるって事と、(マーシャル)
and I was kind of hoping you’d save the date.
その日のために予定を空けておいて欲しいだけだ。(マーシャル)
Look for me, I’ll be the guy in the awesome suit.
俺のスーツ姿は最高なはずだ。(マーシャル)
I mean, come on, Lily, it’s what you’ve always wanted.
どうしたんだよリリー、望みが叶うんだぞ。(マーシャル)
Yeah, but there’s a lot of things I’ve always wanted and I haven’t done any of them.
ええ、だけど望みは他にもたくさんあるのに、そっちは何一つ叶えてない。(リリー)
I’m sorry. I just need to do this before settling down forever.
ごめん。一生身をかためる前にやってみたいの。(リリー)
forbid「禁止する」。
remind「(人に)思い出させる、気づかせる」。
kind of hoping~「~だったら良いと思っている」。
kind of「まあちょっと、そんなような、若干」という婉曲表現を
hoping「希望している」に付け足して「~だったら良いなと思う」といった意味になります。
結構激しい喧嘩のシーンなんですが、
それでも I was kind of hoping~(~なら良いと思う)なんて言うんですね。
・・・皮肉か?(笑)
そして save the date は「(ある予定のために)その日を空けておく」、
また最近は、結婚式の日取りを正式な招待状を送る前に知らせる
「プレ招待状」の意味でも使われるようです。
先に予定を空けておいてね、と知らせてから
本式の招待状を送るのが最近の流れみたいです。
確かに無駄がなくて良い!
セコい話ですが、招待状も業者さんに頼んだりすると
一通500~1,000円くらいしますので、先に必要な数がはっきりしていると助かりますよね。
settle down「落ち着く、身をかためる」。
日本語でも、結婚して家庭を持つ事を「落ち着く、身をかためる」と言いますけど
これは英語でも同じような感覚なんですね。
もともと冒険心があって積極的なリリーですから
結婚によって独り身の自由を失うと思うと、諦めきれない事が出て来たようです。
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