ママと恋に落ちるまで シーズン4 第17話より:

sugarcoat
(不快な事、きつい言葉等を)オブラートに包む、婉曲に表現する


テッドの学生時代の元カノ・カレンがNYにやってきた。

カレンは美人だが“一言多い”皮肉屋の女性で、オーガニック野菜を愛し
環境保護にも関心が高い。

マーシャルやリリーのような、フツーの意識の人々には
カレンの一挙手一投足が気に障る、彼らにとっては相性の悪い相手。

だがどういうわけか、テッドはカレンに会うとすぐに彼女の世界に引き込まれ
何度痛い目に遭わされても、彼女のそばを離れたがらない。

そんなカレンがNYに移ってきて、再びテッドとデートをし始めるが
早速、皆の前で意識の高さを見せつけて、ロビンの気分を害する。

Hey, are those real diamond earrings?
ねえ、それって本物のダイヤ?(カレン)

Yes, they are. Thank you.
ええそうよ。 ありがとう。(ロビン)

I didn’t say I liked them.
好きとは言ってないけど。(カレン)

Oh, well, I got a great deal on them, so…
ああ、えーっと、これすごくお買い得だったの、それで・・・(ロビン)

Cool. I’m sure all the exploited diamond miners in Sierra Leone would give you a high-five if they still had all their fingers.
ステキね。 きっとアフリカのダイヤモンド鉱夫もハイタッチしてくれるわね、もし指が残ってればだけど。(カレン)

(中略)

Ted, Karen’s a douche.
テッド、カレンは大馬鹿女だぞ。(マーシャル)

Thanks for sugarcoating it.
お褒めの言葉をどうも。(テッド)

Douche is sugarcoating it.
かなり控えめに言ってる。(マーシャル)

Okay, believe it or not, my friends do not get a vote on who I date.
いいか、俺が誰と付き合おうが、君らにあれこれ言われる筋合いはない。(テッド)

It’s my life. I call the shots.
俺の人生なんだから。 俺が決める。(テッド)


exploit「(自己利益のために)利用する、搾取する」。

all the exploited diamond miners in Sierra Leone
(シエラレオネで搾取されているすべてのダイヤモンド鉱夫たちも)
would give you a high-five if they still had all their fingers
(あなたにハイタッチしてくれるでしょう、もし彼らの指が全て残っていたら)

映画「ブラッド・ダイヤモンド」で、アフリカのシエラレオネ共和国で、
多くの犠牲の元にダイヤモンドが採掘されている様子を描かれていました。

そんな犠牲の元に作られたもので得意になってんじゃねーよ、という感じでしょうか。

カレン、困ったちゃん。

douche「大馬鹿者、まぬけ、嫌な奴」。

そして sugarcoat は直訳すると「砂糖で覆う」、
そこから「(不快な事、きつい言葉等を)オブラートに包む、婉曲に表現する」。

Douche is sugarcoating it(大馬鹿者はオブラートに包んだ言い方だ)。

douche は言われたらかなり嫌な言葉だと思いますが、
それでも本当は足りない、というわけで、相当嫌いなのが伝わりますね(笑)。

believe it or not「信じようと信じまいと、まさかと思うだろうが」。

my friends do not get a vote on who I date
(自分が誰とデートするかは友人たちが採決する事ではない)
=「君らにあれこれ言われる筋合いはない」。

call the shots「采配を振るう、支配する」

カレンに盲目状態のテッドには、マーシャルの言葉も届かないようです。


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