ホワイトカラー シーズン2 第7話より:

we loop you in
仲間に入れる


ある朝、ピーターとニールがオフィスに出勤すると、
連邦捜査官が二人を待ち受けていた。

彼らはかつてここで働いていたフランクリンというFBI捜査官の行方を
ピーターたちと共同で捜索するためにやってきたのだった。

フランクリンはある事件の捜査中に、事件関係者の女性と深い仲になったことが原因で
このオフィスから左遷された捜査官だった。

しかし連邦捜査官のデカードは、ピーターたちとの共同捜査には乗り気でなく
上から言われたので仕方なく、という態度を取る。

今回のフレーズは、デカードがそのことをピーターに告げる場面で登場します。

Deckard, do you want to coordinate the search?
デカード、捜査の指揮は君がするのか?(ピーター)

Justice department insisted we loop you in.
司法省が君らを入れろとしつこくてね。(デカード)

Well, you’re looped in.
だからまあ、仲間というわけさ。(デカード)


loop in は「輪の中に入れる、情報を共有する」
そこから転じて「仕事上のチームに入る、仲間に入って協力し合う」となります。

loop はそのまま「輪」ですから、そこに入るということで
日本語でも仲間同士の話を「内輪の話」とか、誰かが「輪に加わる」と言いますよね。

また loop に out をつけると
out of the loop 「中枢、グループから外れる」という意味になります。

loop に in する、または out する。
パッと意味がイメージしやすいフレーズの一つではないかと思います。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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