ザ・メンタリスト シーズン2 第16話より:
big dog
責任者、上司、ボス
ある朝、CBIにジェーンを指名した緊急電話がかかってくる。
電話の主は細菌研究をしている女性で、
ある病原菌におかされ、自分はあと数時間以内に死ぬという。
女性はこれは誰かに仕組まれた罠で、
実際には殺人事件であるから是非腕利きと評判のジェーンに捜査を依頼したいと訴える。
そこで指定された研究所に向かうと、
CDCA(国家疾病予防管理センター)の捜査官・ハーケンがすでに到着しており
今回の事故に事件性は無く、CBIの出る幕はないと言われてしまう。
There’s no criminality involved, so you’re not really needed here.
犯罪の痕跡は見当たらないので、実際君たちは必要ないんだ。(ハーケン)
Probably, but we’re gonna have…
かもしれません、しかし私たちは・・・(リズボン)
As a professional courtesy, I’m gonna let you into the facility.
礼儀として、施設内の立ち入りは許可しましょう。(ハーケン)
I’m happy for you guys to observe and gather evidence,
観察でも証拠収集でもどうぞお好きに、(ハーケン)
as long as you remember that CDCA is big dog here.
ただ我々CDCAに従うことを忘れないように。(ハーケン)
Our investigation has priority.
我々の捜査が最優先だ。(ハーケン)
courtesy 「礼儀、親切、礼儀正しさ、丁重」。
そして big dog は「責任者、上司、ボス」ということで
あくまでも現場のボスは自分たちだ、と言っています。
dog と言えば、ビートルズの曲の歌詞で
working like a dog「しゃにむに働く」という一説がありますね。
働く人、いわば平社員を dog とすれば
今回の big dog はなるほど「責任者、上司、ボス」だなあと納得です。