ママと恋に落ちるまで シーズン4 第10話より:

best quality
最大の長所


行きつけのバー、マクラーレンズにはダグという喧嘩っ早いバーテンダーがいる。

ダグは常連を大切にしたい気持ちからか、
テッドたちがいつも座るブースを誰かが占領していると
お客をどやしつけてどかすという、困った習性がある。

今夜もダグがその習性を発揮すると、お客ともみ合いに発展。

これから外で決着をつけるというダグは、テッドたちにも加勢を求めて来る。

マーシャルやバーニーは席などどこでもいいし
いい年をしてケンカなんてみっともないと全く乗り気でないが
ロビンは、時には男としてケンカも致し方ない場合もあると言う。

皆の話を聞いていたテッドは、ダグに加勢をすると言い出す。

Dude, fighting is for losers.
ケンカなんて負け犬のすることだ。(マーシャル)

We’re civilized guys. Civilized guys don’t fight.
俺たちは教養ある大人だ。ケンカなんかするもんじゃない。(マーシャル)

(中略)

No, I’m saying there are plenty of legitimate reasons to get in a fight.
私が言いたいのは、時には正当な戦いもあるってこと。(ロビン)

It might not be pretty, but in certain situations,
みっともないかもしれないけど、状況によっては(ロビン)

you gotta do what you gotta do.
やらなきゃいけない時もある。(ロビン)

(中略)

Ted don’t do this, you’re a nice guy.
テッド、駄目よ、あなたは良い人。(リリー)

That’s your best quality.
それが最大の長所じゃないの。(リリー)

Is it? Because I seem to remember this nice guy getting dumped by his fiance for a Tae Kwon Do instructor.
そうかな? 婚約者をテコンドーの講師に奪われたんだぜ。(テッド)

Look, this may sound crazy but I think I need to do this.
無茶かもしれないが、これは必要に事に思える。(テッド)

I think this is an experience I need to have.
今この経験をすべきって気がする。(テッド)

I’m going.
行くよ。(テッド)


civilized「文明化した、教養のある、上品な」。

legitimate「正当な、合法の、もっともな、理に適った」。

certain「確かな、ある一定の、とある」、
certain situation「ある特定の状況」。

certain~ は結構便利で

・certain someone「(ある特定の人を表して)誰かさん、某氏」
・certain period「一定期間」
・certain level「一定水準」
・certain kinds「ある種の」

ちょっとボカした言い方というか、現時点ではっきり言えない事柄について
certain~ で表現すると、上手くはまる事が多い気がします。

そして best quality は「最大の長所」。
「長所」は good quality なので、best quality は「最大・最高の長所」となります。

this nice guy getting dumped by his fiance for a Tae Kwon Do instructor
(この良い人は、テコンドー講師のおかげで婚約者に捨てられた)
=「婚約者をテコンドーの講師に奪われた」。

ステラはアメリカの女、って感じの人で
主張が強いし(テッドに妥協させるのが上手い)、
スターウォーズも嫌い(テッドに合わせて好きとウソをついていた)だし
一緒に居るとお互いに我慢を強いられる同士って感じで
私が男だったら、ステラは無理だなあと思って見ていました(笑)。


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