ママと恋に落ちるまで シーズン4 第4話より:

reminisce
回想する、思い出にふける、追憶する


マクラーレンズに集っていた仲間たち、それぞれに変化が訪れ
テッドたちが長年暮らしたアパートを引っ越す日がやってきた。

リリーと夫婦となったマーシャルは購入済みの新居に移り
テッドは恋人・ステラの住むニュージャージーに、
ロビンは新しい仕事のために東京へ引っ越すことに。

We gotta get back upstairs and finish packing.
そろそろ上に戻って荷造りをしないと。(リリー)

You guys still aren’t finished packing?
まだ終わってないの?(ロビン)

How is this taking so long?
何でそんなにかかるのよ?(ロビン)

Hey, all the great memories of our 20s took place in that apartment.
20代の思い出が詰まったアパートから去るんだ。(テッド)

It’s not like throwing stuff in a box.
ただ箱に荷物を詰めて終わりじゃない。(テッド)

You start to reminisce.
思い出がよみがえってくるのさ。(テッド)

(中略)

Moving is really emotional, okay?
引っ越しってのは切ないもんなんだ。(マーシャル)

It is. I mean, everything is changing.
そうだよ。 何もかも変わるんだ。(テッド)

I’m gonna be living in New Jersey with Stella,
俺はニュージャージーでステラと暮らす、(テッド)

you guys will be in your new place.
リリーとマーシャルは新居に移る。(テッド)

You’re starting a new job in Tokyo.
君は東京に行っちまう。(テッド)

It’s the end of an era.
一つの時代が終わるんだ。(テッド)


take place「(催し物等が)開催される、起こる」。

そして reminisce は「回想する、思い出にふける、追憶する」。

レミニースと発音しますが、英語を含めた効率の良い学習(暗記)方法として
レミニセンス(reminisce)効果を利用するというのがあります。

このレミニセンス効果とは reminisce「回想」、
つまり新しい知識を勉強した後、意識的に脳を休ませる(睡眠をとる)事で
知識を脳に定着させ、後にそれを回想して思い出し活用しようというものです。

一度脳に深く刻まれた事は、それと関連する物をきっかけとして
どんどん思い出されてくる、だから引っ越しの準備も進まないと(笑)
テッドたちは逆レミニセンス効果にハマっている感じですね。

era「一時代、ひと区切り」。

ロビンのアナウンサーとしての海外派遣先は東京、
このドラマの設定は2000年代前半、この頃は東京が極東の最先端都市として輝いていたんでしょうか。

今なら北京や上海かもしれませんね。

この前「ロスト・イン・トランスレーション」を観ましたが
あれも2003年の東京が舞台の映画で、まだちょっと日本の景気が良い雰囲気が感じられました。

しかし東京(という設定)のロビンの受け持ち番組の出来がヒドくテキトーで
一体東京にどんなイメージを抱いていたのかと(笑)。

また「ロスト・イン・トランスレーション」でも外国人が感じる異国(東京)の不思議さ、
配慮はされるけど通じ合えない感じが描かれていましたが
のちにロビンも東京では孤独で・・・とグチる場面が出て来るんです。

その孤独感は自分が異国人として日本を出た時に私も経験したので
気持ちは分かる気がします。

昔はそれも新鮮な経験として楽しめましたが、今はちょっと嫌かも。

幸い、もしこれから外国に出るとしても一人ではないでしょうから、
そこは素直にありがたいです。


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