えーびーしーでぃーいーえふじー♪
と、子どものころに「アルファベットの歌」を歌ったことはありますか?

実は私の通っていた保育園は、おゆうぎとお昼寝に加えて
アルファベットと簡単な英単語を教えられるという
ちょっと変わったところでした。

昭和のころの話ですから
英語の先生といってもネイティブの先生ではなく
保育園の先生が教えてくれていました。

Appleは「アップル」
bananaは「バナナ」
Waterは「ウォーター」・・・

と昭和の保育園児たちは、がんばっていたのです。

ところが平成の子どもたちときたら

Appleは「ェアポー
Bananaは「バァナーナァ
Waterは「ゥワーラー

と、こちらが教わりたいくらいの発音の良さ。

いまは私の通っていた保育園でもきっと、
ェアポー! ゥワーラー! とやっているのでしょう。

一体どんなことをしたらあんな発音が身につくのか??
子どもの英語教育についてちょっと調べてみると
フォニックス」というものがあるのを知りました。

何でもフォニックス(Phonics)とは、
音と文字(アルファベット)の関係を規則的に表したものらしく
アルファベット26文字に対応する、
それぞれの正しい発音を習う仕組みのことのようです。

「ふーん・・・どれどれ・・・」

そうと分かればさっそく
正しいアルファベットの発音が聞きたくなりますよね。

まずは、聞いてみてください。

http://www.focusonphonics.co.uk/sound.htm

・・・・・・どうでしょうか?

ひとっことも、えーびーしーでぃー♪なんて、
言っていません(^^;)。

それどころか “C” は「クッ」で、 “U” は「」・・・!?

昭和の保育園児だった私には、
衝撃のオンパレードです(笑)。

しかしとにかく全てを聞いたあと、
簡単な単語を頭に思い浮かべて
そのスペルを今聞いた音にあてはめてみると、アラ不思議!

とても綺麗な単語の発音になるわけです。

基本のアルファベットの音は26音ですが、
それに加えて上記のサイトでは、
15個の2文字の組み合わせ音を聞くことができます。

さきほど “U” は「ア」と言いましたが、
じゃあ「ウ」の音は何と対応しているかというと”oo”
つまり “O” の2文字重ねが「ウ」なんですね~、面白い!

下記に、むりやり(?)カタカナ表記をした
フォニックス対応表がありますので、見てみてください。
カタカナは便宜上のもので、
実際の発音を正しく表しているものではありません)

アルファベット26文字

a b c d e f g
ェア ドゥッ
h i j k l m n
ジュ
o p q r s t u
クヮ ゥル トゥ
v w x y z    
ウヲ クス ィヤ    

アルファベット2文字(15種類)

ab eb ib ob ub
ェアブ エブ イブ オブ アブ
sp cl dl dr fl
スプ クル ドゥル ドゥラ フル
ph sh th ch tch
シュ ス・ズ チュ チュッ
 

いやぁ・・・「アルファベットの歌」とは本当に、
全然違うことが分かりますね、ほんと面白いです!

このフォニックスを覚えると、
75%くらいの単語が初見でも発音できる
ようになるそうです。

そしてフォニックスの例外である25%は
サイトワード(Sight Words)と呼ばれており、
これらについてはフォニックスのような規則性がないため
「覚えるしかない」のだそうです(^^;)

でも75%でも、見ただけで正しい単語の発音が分かるようになるのなら
フォニックスをやってみる価値は大いにあり!
と言えそうですね。

フォニックスが分かると英語がもっと分かる

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