きっかけは“frisbee on the head”
うちでは少し時間が空くと、録画やDVD、Huluなどで
字幕つきの海外ドラマを見ることが多いのです。
それは第一に面白いから、
第二に英語のリスニング訓練の目的からなのですが
この前「コールドケース」というドラマを見ていた時に
ユダヤ教徒の男性が頭にかぶっている帽子のようなものを
「frisbee on the head(頭にフリスビーのっけてる)」と
口の悪い若者が言うシーンがありました。
だけどこれ、私には全く聞き取れなかったんです。
たまたま一緒に見ていた夫が「frisbee on the head だって」と言ったので
そこで初めてあ、そうなんだ、と思ったのです。
これまでも夫に対しては
「よく今のセリフ聞き取れたなあ」と思うことがよくあったのですが
このときは私は結構集中してドラマを見ていたのに聞き取れず、
夫は何やらパソコンをいじりながら見ていたにもかかわらず聞き取れてる・・・
はぁ!?
片手間のくせにしっかり聞き取れるなんてズルイぞ?!
と、私の心の中で叫び声がしました(笑)。
結婚する前はともかく、結婚してからは
私たちが海外ドラマや映画などからインプットする英語の量は同じくらいのはずです。
しかし
彼は(片手間で)聞き取れて、私は(集中していたのに)聞き取れない。
今思えば恥ずかしい思い上がりですが、
私のTOEICスコアはリスニング点がかなり貢献をしてくれていたので
密かにリスニングには自信がありました。
しかし考えてみれば夫のTOEICスコアは800点を超えており
私より70~80点ほど高いのです。
ということは、彼と私のTOEICの80点の差は、
きっとこのリスニング力の差にも一因があるに違いないと考えました。
そういうわけで私はこの“frisbee”の一件から
まだまだ自分の耳を鍛える必要があることを強く実感したのです。
そこで「 リスニングパワー」を実践してみることにしました。
基本的に私は独学でやるのが楽しいし好きなんですが、
もう私は時間のあり余る中学生ではなく、家庭と仕事を持つ大人になり
もはや13歳でもなく、30代後半です。
時間を激しく効率化させたい環境と年齢になりました。
なので今回は「時間をお金で買える」教材を選ぶことにしたというわけです。
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
パッとこのページの内容を見る
私がリスニングパワーを選んだわけ
それとなぜリスニングパワーにしたかというとまずコンセプトがとても独特な点に惹かれました。
英語と日本語の周波数の違いに注目して
聞こえる周波数帯を拡張することで、
リスニング力を高めるという理論に納得できたからです。
英語の聞き流し教材というのは他にもたくさんありますが、
普通はネイティブの話す英文を聞き流すというものです。
それも悪くはないんですが、
「聞き流し教材に入っていない英文を聞いた時はどうなんだろう?」
という疑問が、いつも私の中にありました。
全く聞き取れないことはないかもしれませんが
決まった英文でリスニング練習をする方法だと
それ以外の聞いたことのない英文に出くわしたときにも効果を発揮できるのか?
そこのところが正直分からなかったのです。
その点、この「 リスニングパワー」は
たくさんの英文を聞き流して耳を慣らす方法ではなくて
特別な周波数の音源を聞き続けることで、
英語に適した耳と脳を開発していくというコンセプトです。
つまり従来の英文をたくさん聞いて慣れる方法と違って
たとえ今まで聞いたことのない英文でも、
正確に「音」を聞き取れるようになることで理解できるようになり
結果的に英語のリスニング力が上がる方法だという点が、個人的に気に入りました。
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
こんな変な音を聞くだけで本当に英語のリスニング力が上がる?
そういうわけでさっそく手引書に目を通し、ワクワクしながら音源(CD2枚分で約2時間あります)を聞いてみました。
「・・・・・。」
まっさらの脳と耳に「 リスニングパワー」の変な音が入っていきます。
はっきり言います。
変な音です。
2016年9月追記:
サンプル動画を作りましたので、実際どんな音なのか、聞いてみてください。
これで本当にリスニング力がアップするのかどうか、今のところ全く分かりませんが
今までに聞いたことのない、不思議な教材であることは確かです。
男女の英語の会話の向こうに、マイクのハウリング音のような
耳に刺さるような刺激のある音が混じっています。
それと健康診断の聴力テストのような、
高周波音みたいなサウンドも聞こえます。
とりあえずこれを毎日15分くらい聞き続けると
2~3週間で明らかな違いを感じるのだそうです。
まずはそれを信じて聞き続けてみます。
その後の実践報告も書いていきますので、どうぞお楽しみに。
リスニングパワー、その後の実践報告
たまにサボりつつ(笑)も、信じて続けていくと良い事あるかも。
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
リスニングパワーのまとめ
最初、公式サイトでサンプル音源を聞くと「何だこりゃ?」と誰でも思うはずです。スピードラーニングなどのような、使える英文を聞くような物ではなく、宇宙的なサウンドや、壊れたレコードのように同じ音が繰り返し流れたりと、かなりキテレツな音が鳴ります。
しかしこのキテレツな音がどういうわけか、私たちのリスニング能力に作用して、英語の音が聞き取りやすくなるんです。そのメカニズムについては公式サイトで紹介されていますが、不思議ですね。
私はこれは「英語教材」というより、耳の治療というか、チューンナップというか、日本語だけに対応している、従来の“1チャンネル耳”を、外国語にも対応している“マルチチャンネル耳”に変える、というイメージを持ちました。
「リスニングパワー」のもたらす英語の聞こえ方は、今まで英語が受信できなかった耳を、英語受信可能な耳に作り変えると言いましょうか。
英語受信用のアンテナが1本、自分に追加されるような感覚です。
コスパの良さ | 効果期待値 | 続けやすさ | 理解しやすさ | おすすめ度 |
19 /20点 | 18 /20点 | 17 /20点 | 19 /20点 | 17 /20点 |
合計:90 /100点 |
他にないほど特典教材が豊富なので、しっかり活用できればかなりお得で効果的。2週間ほど聞き続け、使用前より英語の音一つ一つがくっきり聞こえるのを実感。1日20分程度、BGMのように聞いていればいいだけなので手軽。本体に付属のテキストは読まなくてもOK。英語の周波数に対応する耳を開発し、英語を聞き取りやすくするというコンセプトが斬新。それなりに効果も感じるが、英語を使う環境に居ない場合、たまに聞き直して、英語耳を保ち続ける必要ありかも。
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
こちらもよく読まれています
- 1
-
英会話教材のおすすめ度・人気度一覧表
趣味で・勝手に・自腹で、調査した英会話教材、これまでの私のおすすめと本音の総決算 ...
2016/11/27