ブレイキング・バッド シーズン5 第7話より:
get a grasp on(of)~
~を理解する、~を把握する
マイクと共にビジネスから足を洗うと言うジェシーを
どうにか説得しようとしていたウォルター。
しかし話し合いはこじれ、ウォルターは孤立してしまう。
そこでジェシーに代わる助手を養成しようと決心し
トッドという若者に声をかける。
トッドはウォルターらの仕事場を提供してくれている人物の親戚で
前々からこの仕事に興味を持っている様子であった。
化学の知識はまるで無いというトッドに
初めてブルー・メスの製造手順を手ほどきするシーンからです。
This is… This is complicated.
これは・・・これは複雑ですね。(トッド)
It’s gonna take me a few more times to get a grasp on it.
手順を把握するには、もうあと何回かやってみないと。(トッド)
Oh, yeah. It’ll take a few more times.
そうだな。 もう何回かやってみないとな。(ウォルター)
I do all right?
僕、ちゃんとやれてました?(トッド)
You did fine, Todd. You applied yourself.
出来てたよ、トッド。 よくやっていた。(ウォルター)
complicated 「複雑な、込み入った、分かりにくい」。
そして get a grasp on(of)~ は「~を理解する、~を把握する」という意味で
grasp は「しっかり握る、掴む」ですから、
状況や手順などをしっかり握る=理解する、把握するとなります。
apply yourself 「勉強する、打ち込む、精を出す」。
このトッドという青年は、初めて会った時からウォルターを頭の良い凄い人だと尊敬していて
ジェシーと違い、とても忠実にウォルターに従う男の子なのです。
が、親戚一同が前科者という家柄ゆえか、彼にも短気で凶暴な面があり
ジェシーは以前からこのトッドを敬遠していました。
反抗はするけど根は優しいジェシーと、従順だけども凶暴なトッド、
ここからはこの二人とウォルターの、それぞれの係わり合いも見所になっていきます。
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