映画「セント・エルモス・ファイアー」より:

bribe
賄賂、贈賄する


実家が裕福なウェンディは、父が奨める男性ハーウィーとデートをしているが
本当は一緒に事故を起こしてしまったビリーに大学時代から片思いをしている。

しかしビリーは魅力的だが自由気ままなミュージシャンであり
関係は良好ではないものの妻もおり子も居る身。

その奔放さは女友達のジュールズにも通じるところがあり
自分とは正反対の彼らに戸惑う事も多い。

堅実な人生を歩み、未だヴァージンを守っている自分とビリーは不釣り合いだと感じつつも
ハーウィーとの将来にもときめくものがないのだった。

How’s Howie?
ハーウィーは元気?(ジュールズ)

I wouldn’t say my father is trying to bribe me,
パパが私にワイロを使うとは思えないけど、(ウェンディ)

but he offered me a Chrysler Le Baron convertible if I’d get engaged to Howie.
彼と婚約したらル・バロンのオープンカーを買ってくれるって。(ウェンディ)

(中略)

Listen, get engaged. Get the car.
婚約しちゃいな。車を買ってもらうのよ。(ジュールズ)

Fuck him and if you don’t like it, break the engagement.
彼とヤってみて嫌なら婚約解消すりゃいいでしょ。(ジュールズ)


bribe は「賄賂、贈賄する」、
このシーンでは「買収、エサで釣る」といったニュアンスでもあると思います。

Chrysler Le Baron(クライスラーのル・バロン)は当時、若者が憧れた高級車のようで
ウェンディにとってもこれは魅力的な bribe であったようです。

convertible 「(形が)変えられる、幌がたためる」=「オープンカー」を指しています。

デミ・ムーア演じるジュールズは、セリフからも伝わってくるように
異性関係にもオープンで派手好きな上、
自分の美貌が色々と“使える”事も自覚している女性です。

それに対してウェンディは服装も地味、性格も控えめ、
更に自分の容姿に自信が無いお嬢様で
ジュールズがFワードを口にするたびに周囲に詫びるような女性。

それでもロブ・ロウ演じるハンサムでちょっといい加減なビリーが大好き・・・
という甘酸っぱい感じが“青春あるある”だなと思いました。

真面目な女の子がカッコ良い不良に片思い、ありました、そういうの。

今見ると女性陣では一番地味だったウェンディが
大人になったら幸せになっているような気がします。

逆に意外とジュールズのような、昔から美人でモテモテだった女性は
玉の輿に乗る人もいる一方で、タフな人生を送ってる人もいたりして
青春時代のその後は色々と感慨深いものです。

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