ママと恋に落ちるまで シーズン5 第11話より:

down the drain
失われる、無駄になる、お流れになる、浪費される


ロビンは早朝の番組でホストを務めているが
あまりにも早い時間なので、人が見てくれない事を気にしている。

仲の良い友人たちでさえも、ロビンの番組を見ることはほとんどない。

そして今朝もまた、誰一人友人たちは番組を見てくれず
彼女は気晴らしにタバコを吸い始める。

ロビンの喫煙は最初は気晴らしだったが、それがだんだんエスカレートして
ついには仲間たちを巻き込んだ喫煙騒動に発展する。

Hey. See my show?
ねえ、私の番組見た?(ロビン)

Aw, I meant to watch it.
ああ、見ようと思ってたんだ。(テッド)

I just got so busy with the whole being-sound-asleep thing.
ただぐっすり寝るのに忙しくて。(テッド)

It took all night, eight hours down the drain.
一晩中かかったよ、8時間ぶっ続け。(テッド)

It’s fine.
まあいいわ。(ロビン)

(中略)

Robin, come on, take it to the roof.
ロビン頼むから、それは屋上でやってくれ。(テッド)

We said no smoking in the apartment after you torched the throw rug doing push-ups.
部屋では禁煙と言ったろ、君の腕立て伏せと喫煙で敷物には二重苦だ。(テッド)

All right, all right, all right.
分かった、分かったわよ。(ロビン)

Yeah, Robin.
そうだよロビン。(マーシャル)

I mean, God, not only is that a filthy habit but also… can I bum one?
よくもそんな体に悪い物を・・・俺にも一本くれないか?(マーシャル)


sound asleep「熟睡する、ぐっすり眠る」。

そして down the drain は「失われる、無駄になる、お流れになる、浪費される」。

直訳すると「排水管に流れ落ちる」、積み重ねた事が一瞬のうちに流れ去る、
コツコツ貯めたお金があっという間に浪費される、など
時間や財産、労力をいつの間にか失ってしまうという感じです。

テッドは要は寝ていたという事を、まるで仕事でもしていたかのように

It took all night, eight hours down the drain
(一晩中かかった、8時間も費やしてしまった)

と、ごまかして(?)いるみたいです。

torch「たいまつ、火をつける、放火する」。

push-ups「腕立て伏せ」。

We said no smoking in the apartment
(アパート内では禁煙と言っただろう)
after you torched the throw rug doing push-ups
(君が腕立て伏せの最中に、じゅうたんに火をつけて以来)。

くわえタバコで運動中に、じゅうたんに穴を開けた、って感じでしょうか。

私の父も喫煙者で、子供の頃はじゅうたんに焼けこげ穴が開いていたのを思い出しました。
(昭和のお父さんは、結構子供の前でもスパスパやっていた)

filthy「汚い、不潔な、みだらな、下品な」。

can I bum one?「一つくれないか?」。

bum は「浮浪者、怠けもの」の他に「お恵みを乞う、物をねだる・たかる」の意味があり
can I bum one? は「一つ恵んでくれないか?」となります。

NYではタバコがひと箱1500円くらいするとかで
ちょっと吸いたいんだけど、買ってまでは・・・という人も多いのかな?

元喫煙者のマーシャルも、目の前の一本を断ち切るのが難しいようです。


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