ママと恋に落ちるまで シーズン5 第5話より:

go through a rough patch
難局をくぐり抜ける、厳しい時期を迎えている


テッドはバーニーとロビンが付き合いだしてから、
彼らがみるみるうちに冴えなくなっている事に気づいていた。

バーニーはブクブク太り、ロビンはやつれ、二人とも身なりを構わなくなり
傍からはまるで幸せそうに見えない。

かつてバーニーはテッドに、自分が見境なく恋にのめり込むことがあれば
遠慮なく目を覚まさして欲しいと頼まれており、
今こそそれを実行すべき時だと思えた。

だがマーシャルとリリーは、せっかく二人が幸せなのに
わざわざそれを壊すことはないと、テッドの考えに反対する。

Barney’s been overeating because he hates being tied down like this.
バーニーは束縛が嫌で過食になってる。(テッド)

And Robin’s stressing out because she hates what Barney’s turned into.
ロビンはバーニーの変化にイラついてる。(テッド)

(中略)

If they’re not happy, why don’t they just break up?
もし彼らが幸せじゃないなら、なぜ別れないんだ?(マーシャル)

Because they’re too stubborn.
互いに頑固だからさ。(テッド)

(中略)

Ted, it’s just a rough patch.
テッド、今はただちょっと難しい時期なのよ。(リリー)

It takes time getting used to being with someone else.
誰かと一緒に居る事に慣れるには時間がかかるわ。(リリー)

And they’re both… What’s the nice word for selfish?
彼らって二人とも・・・自己中心的の優しい表現は?(リリー)

Independent.
自立してる。(マーシャル)

Independent. Every relationship goes through this.
自立してるから。 そういう時期はどんなカップルにもある。(リリー)

(中略)

Just let things run their course.
成り行きに任せればいいのよ。(リリー)


overeating「過食」。

tie down「縛り付ける、束縛する」。

stubborn「頑固な、強情な」。

そして go through a rough patch は「難局をくぐり抜ける、厳しい時期を迎えている」。

rough「でこぼこの、粗っぽい、ざらついた」 patch「一区画」=「難しい局面、厳しい時期」
それを go through「くぐり抜ける」ということで
(人生の)でこぼこ道、楽ではない時期を乗り越える
=「難局をくぐり抜ける、厳しい時期を迎えている」。

リリーは it’s just a rough patch(それはただ難しい時期なのよ)と言っていて
まだ go through「くぐり抜ける」には至っていない
rough patch の途中、という感じだと思います。

run its course「自然な成り行きを辿る、自然に消滅する」。

Just let things run their course(ただ物事の成り行きに任せればよい)。

付き合いが落ち着いてくると、だんだん緊張感が薄れて
ちょっとダラけてしまったりしますよね。

バーニーとロビンもそういう事だから、気にしなくていいというリリーとマーシャル。

しかしテッドはかつてのギラつきの影もなく、落ち着いてしまったバーニーが
どうしても放っておけないようです。


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