ママと恋に落ちるまで シーズン2 第6話より:
pop quiz
抜き打ちテスト
マーシャルの通う大学に、意地悪な女性教授がいて
皆が彼女に苦しめられているという。
その教授・キティは最近離婚したばかりで、
どうも欲求不満の腹いせに、生徒たちに八つ当たりをしているらしいと聞き
バーニーが一肌脱ぐと言い出す。
自分がその女性教授を満足させれば
マーシャルも大学で嫌な思いをせずに済むはず・・・
その計画にマーシャルも期待を寄せるが
なぜかバーニーとのデートの翌朝は、教授の厳しさが増していた。
Hey, I’d ask you how last night went, but we had a pop quiz today.
おい、昨晩の首尾はどうだったんだ、こっちは今日抜き打ちテストがあったぞ。(マーシャル)
Nobody got higher than a C-minus.
みんなCマイナスがやっとだ。(マーシャル)
(中略)
Look, I miscalculated.
誤算があったんだよ。(バーニー)
I thought she’d be old and fragile, like most cougars.
彼女はただの老いたクーガーかと思ったんだが。(バーニー)
But kitty’s got claws.
鋭い爪を持ってた。(バーニー)
Don’t worry though. Tonight, I’m seeing her again.
だが心配するな。 今夜も会うから。(バーニー)
Just let it go, man. You’re making things worse.
もうやめとけ。 かえって迷惑だ。(マーシャル)
pop quiz は「抜き打ちテスト」。
pop「ポンと飛び出す」quiz「試験、小テスト」=「抜き打ちテスト」という事で
学生にとってはキツイ物の一つですね。
miscalculate「誤算、見当違い、目算を誤る」。
cougar は動物の「ピューマ、クーガー」、そして「若い男性を好む年上女性」。
アシュトン・カッチャーと一緒だった頃のデミ・ムーアが、そう呼ばれていたと思います。
自分より遥かに若い男性を虜にする、という意味も含まれますし
少なくとも一般の同年代女性より若さと魅力(そして経済力)がある証拠ですから
クーガーと呼ばれるのは、妙齢の女性の勲章かもしれません。
let it go「放っておけ、そのままにしておけ、諦めろ」。
アナ雪の let it go は「そのままにしておけ」というのを
「ありのままに」としたのだと思いますが、
しっくりくる和訳だなと思いました(おこがましいけど・笑)。
前後の文脈により訳は色々になるでしょうが
let it go は「今の状態のままにしておけ」という事で
ここでは「もう彼女に関わるな」となります。
make things worse「事態を悪化させる、火に油を注ぐ」。
その人が手を出すことで、かえって事態が悪くなっている・・・
そんな時に You’re making things worse と一言。
バーニーの不首尾で被害を受けるのはマーシャルなので
ちょっと厳しめになっていますね(笑)。
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