日本人は10年も英語を勉強しているのに、なぜ話せないの?
世界でこういう事を言われていると、よく見聞きしますが、私が思うにこの理由は簡単で「普段使う必要がないから」です。
例えばオンライン英会話ではフィリピン人の先生がとても多いですよね。
フィリピンはフィリピン語と英語が公用語の国ですが、英語が出来ないと、何かと不利になるという現状があり、教育にしても、就職にしても、よりよいチャンスを獲得するには、英語が必要、そういう事情が関係しているようです。
ひるがえって日本では、日本語しか話せなくても普通に教育も受けられて、就職も出来て生きていけます。
日本語の環境が隅々まで整っていて、日本語で大体のことは用が済む、これは恵まれているというか、世界でも結構珍しい国かもしれません。
どちらが良いか悪いかはともかく、そういう特殊な恵まれた国に暮らしているために、これまで英語にそんなに必死になる必要がなかった、必死に勉強するのはテスト前くらいで良かった。
なので、日本人は英語が苦手というより、必要でなかったから必死になれなかった、というのが本当のところじゃないかと思っています。
もし本当に英語が出来ないとまずい、社会的にも低い立場、不利な立場になってしまう、こういうことになれば、皆きっとかなり出来るようになります。
数年前から小学校から英語を、という話になっていますが、個人的には勉強する年数が長けりゃ出来るという話でもないと思っています。
自分が本当に真剣に必要としてないことは、いくら押し付けられてもそんなに身につきません。
例えば幼少時に習い事をしていた方は多いと思いますが、それを今も続けている、あるいはその道のプロになっているという方はどれくらいいるでしょうか?
私の場合は書道、ピアノ、そろばん、エレクトーン、そのどれもあまり続いたものはありません。
親は私に、特に書道とそろばんに力を入れて欲しかったようですが、そろばんは大嫌いでした(笑)。
英語も結局同じことで、学校でやれと言われてやる、使う環境にも居ないけどやる、これではなかなか難しいでしょう。
かといって英語力が全くゼロでは確かにこれからの時代、苦労するかもしれません。
何でもそうですが、今の自分にない能力を身に着けようとするなら
・本当にそれが出来ないと自分がものすごく困る
・それ自体が好きで楽しくて、努力が苦にならない
このどちらかしかないと思っています。
好きじゃないけど、どうしても出来るようにならないと・・・というなら、多分、徹底的に効率的な方法を探すか、好きになる努力をするしかないです。
英語でもダイエットでも貯蓄でも資格取得でも、この最初の覚悟というか、マインドセットが出来てしまえば、達成できる可能性が上がると思います。
私自身は英語に関しては幸い好きで楽しかったので、勝手に続けているだけのことで、これがそろばんだったら、かなりつらかったはずです。
今も昔も英語を話せるようになる方法、学習法は色々と工夫されたものがあふれています。
私も色々試していますので言わせてもらいますが、どれも良く出来ています。
インチキみたいなものは、ほとんどないと思います。
なのでどれを選んでも間違いではなく、もしそれらでトレーニングしても出来ないとすれば
・本当にそれが出来ないと自分がものすごく困る
・それ自体が好きで楽しくて、努力が苦にならない
この状態でないからかもしれません。
英語に興味がないのに諸事情(会社から言われたとか)からやらないといけない、そういう場合もつらいかもしれませんが、出来るだけ上記のどちらかの状況に、自分を持っていければ達成のチャンスはかなり増します。
私も達成したいことが今あって、上記の状況になる必要があり、やる気のとっかかりを見つけようともがいているところです。
今日は英語でもそういう人がいるかもな、と思って書いてみましたが、実は自分に向かって言っている感じです。
とりとめない話ですみません(笑)、でもお互い頑張りましょう。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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