私は中学生のころから自主的に、でもあんまり頑張りすぎずに(笑)40代となった今でも英語の独学を続けています。
オーストラリアとイギリスに留学もしましたが、基本的には身の回りにある教材で、自分の出来る範囲で続けています。
「英語で見える世界」を教えてくれた友達
私が英語を学習しようと思ったきっかけは、中学生当時、叔母さんがアメリカに住んでいるという子と仲良くなったのが始まりだったかもしれません。洋楽好きでもあった私たちは、田舎の中学校でまだ見ぬ英米の音楽、生活、ファッションなどに夢中になり、映画や洋楽の雑誌、CDを聞きまくっていました。
洋楽なので歌詞は当然英語です。
訳詞を見ないと意味は全く分かりません。
ところが親友は、当時でもかなり英語が出来る人で、スラスラと発音良く最新ヒットを口ずさみ、意味の分からない英単語や言葉を訪ねると、すぐに正確に教えてくれるのです。
その子の家に遊びに行けば、叔母さんが送ってくれたという海外の雑誌や新聞、書籍などがあり、ネットなど無い当時としては、学校の先生も知らないような海外情報を先取り出来る環境でした。
更に夏休みにはアメリカの叔母さんの家を一人で訪ねるとのこと。
こちらはせいぜい田舎のおばあちゃんちに行く程度で、未だパスポートの取り方すら知りませんでした(笑・彼女は学校を半日休んでパスポートの手続きに行っていました)。
私たちは同い年で同じ区域に住んで同じ学校に通っているけれど、彼女はなんて大人なんだろう、まるで別世界を見ているんだなと感じていました。
彼女は海外の雑誌や書籍も読んで色々な情報を仕入れていたので、英語の時間には、先生も知らないような情報をクラスの皆に伝えてくれることさえあったのです。
これらはひとえに「英語が出来るから」だと思いました。
世界の広い人は強くてカッコいい
ただ田舎の学校でしたから、そういう様子を「ひけらかし」と捉えて、その子に嫌味を言う子もいるのです。でもそんな時でも「余計なこと言ったかな?ゴメンね」と、彼女は全く動じないのです。
誤解を受けて数人に嫌われても、自分が今通っている学校が世界の全てではないこと。
そしてまだまだ世界には面白い人、面白い物事がたくさん待っているということを、彼女はしっかり分かっていた、当時の中学生としてはとても視野が広く落ち着いている人でした。
そんな彼女と過ごしていると、私も英語が分かればもっと世界が広がるんだと、自然にそう感じるようになっていきました。
それに何より、自分の好きな歌手や映画スターが何を話しているのか、理解できるようになりたいという夢もありました。
そういうわけで私も日本語だけの世界で終わるのは嫌だ、英語で見える世界も見たい、いや絶対それが見られる大人になりたい、と細々と独学を始めるようになったのです。
コツコツ続けた私にも「英語で見える世界」が開いた
彼女は最終的に都内有数の名門大学に進学し、今は某大学の職員になっています。世界のどこでも行けるフットワークの軽さは維持しつつ、今は日本に住んでいるという感じで、とても自由です。
そして私も私なりに、海外に出て行っても何とかなる程度にはなれた気がします。
少なくとも情報を取るという点では、英語圏のものであれば不自由ないと言えるくらいにはなりました。
日本語しか解さない人ではたどり着けない世界が、まだまだあります。
その一端を私も垣間見れるようになったことで、多少なりとも知識や視野が広がったと思えます。
幸いにして夫も英語が出来る人なので、我が家では英語の動画や音楽、映画やドラマが毎日あふれており、「あ、こんな時は今みたいなフレーズを使うんだね」と、そういう話題で盛り上がることもあります。
たとえ今すぐ海外移住をせねばならないとなっても、言葉の面では全く心配ない、むしろそうしたい、この点も共通しています。
視野が日本語圏だけでなく、英語圏まで広がっていると、見える景色も広がって、よりたくさんの「考えるための材料」が得られます。
その結果、日本語で得られる材料だけで考えるよりも、良いアイディアが浮かぶこともあるのです。
英語の学習をする理由、私の本音
英語の学習はなぜするかというと、私の答えは・視野を広げるため
・思考を広げるため
大きく分けるとこの二つです。
日本語しか分からないのに比べると、2倍の差があります。
この2倍の差は、場合によっては3倍4倍に開いていきます。
体験すること、刺激を受けること、驚くこと、これらすべてが日本語だけの世界よりも広がります。
小さなことで言えば、Tシャツに書いてある英語。
結構「それ着ちゃっててダイジョウブかい・・・?」というのを着ている方も見かけます。
日本では構わないかもしれませんが、英語の世界ではトラブルにならないとは限りません。
日本で伝えられる海外のニュース。
結構エッセンスを抜かれて編集されていることもあります。
映画やドラマのセリフ。
オリジナルの意味をかなり端折られています。
知りたいことを探すとき、英語圏まで検索範囲を広げれば、まず情報が得られないことはありません。
英語が出来ないということは、いつも一番遅い側にしかいられないということ
ロスチャイルド家が繁栄した理由の一つに、情報取得の速さがあったと言われています。自前の早馬部隊を結成して、戦争の勝敗結果を世界の誰よりも早く入手したこと。
それが彼らの繁栄の礎を築きました。
また昭和の芸能界。
いち早く海外の音源に触れられた日本人たちが、それを自国向けにアレンジしてヒットを飛ばし、スターになっていきました。
つまり英語が出来ないということは、いつも一番遅い側にしかいられないということでもあるのです。
学校で良い点を取るためとか、TOEICや英検のスコアがどうとか、それよりもっと重要な「英語を学習する」理由がこれです。
これ以外にないと言っても良いくらいだと、個人的には思っています。
そのことが重要でないという場合は、それでも構わないと思います。
でもそれでは嫌だ、ともし感じるのなら、今日からでも出来ることから英語学習を始めるのをおすすめします。
一歩を踏み出してしまえば、まだ踏み出していない人よりも先へ進めます。
しんどそう、と感じるかもしれませんが、誰でも最初は初心者です。
そこからどうやって抜け出すか、英語で見える世界を開くにはどうするのかというと「やるかやらないか」本当にそれだけのことなのです。
たとえ毎日5分でもその積み重ねが、いずれ自分を今まで見たことのない世界へ連れて行ってくれるのです。
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