今日から「What we can learn about robots from Japan – 日本のロボットから分かること」を読んでいます。

日本のロボットから分かること


At a certain 400-year-old Buddhist temple, visitors can stroll through peaceful stone gardens, sit for a quiet cup of tea, and receive Buddhist teachings from an unusual priest: an android named Mindar.
400年の歴史を持つあるお寺では、参拝者たちが石庭を散歩したり、お茶を嗜んだり、少し変わった僧侶、ロボットのマインダーから仏の教えを受けたりしている。

It has a serene face and neutral appearance, neither old nor young, male nor female.
穏やかな顔と忠誠的な外見を持つマインダーは、年齢も性別も不詳だ。


serene「晴朗な、のどかな、澄み渡った、穏やかな、落ち着いた、安らかな、平和な」。

Beyond the realistic skin covering its head and upper torso, it looks unfinished and industrial, with exposed tubes and machinery.
精巧に出来た皮膚が頭部と上半身を覆っているが、まだ完成形とは見えず、チューブや機械部が露出している。

But Mindar is philosophically quite sophisticated, discoursing on an abstruse Buddhist text called the Heart Sutra.
だが哲学的で洗練されているマインダーは、難解な仏典である般若心経について話してくれる。


discourse「講話、講演、論説、論文、談話、論議」。

abstruse「難解な、とらえにくい、深遠な」。

Heart Sutra「般若心経」。

If you had to figure out where you could find this robotic priest, you might need only one guess to conclude it’s in Japan, at the beautiful Kodai-ji Temple in Kyoto.
果たしてどこに行けばこのロボット僧侶に会えるのか、浮かぶ場所はたった一つしかないだろう、それは日本、そして京都にある美しい高台寺だ。

Japan has long been known as a nation that builds and bonds with humanoid robots more enthusiastically than any other.
日本はどこの国よりも熱心に人間そっくりのロボットを作り、それとの絆をはぐくんできた国として長く知られている。

While this reputation is often exaggerated abroad
そうした話が大きく海外で広まる一方、

- Japanese homes and businesses are not densely populated by androids, as hyperventilating headlines imply – there is something to it.
日本の住宅やビジネスでのロボット普及はあまり密ではなく、興奮気味の見出しがほのめかすように、そこには何かがありそうだ。


populate「居住する、生息する、人を居住させる、植民する」。

hyperventilate「過呼吸、興奮」。

Heart「心、心臓、中心」の Sutra「経典」で「般若心経」なんですね~、なるほど。


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